2004年5月の雑記帳


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5月30日(日)

 九州・中国・四国が梅雨入りしました。近畿以東はまだのようですが、梅雨前線が南下しておりますし、雨こそ降っていないものの東京もべったりと肌にまとわりつくような湿気が空気中に存在していることを実感できます。寒いからといって布団からなかなか出られなかったのが、さほど前のこととは思えないのは、それだけ歳をとった証拠なのでしょうか。

 翻って、家から一歩外に出ると、さまざまな形で季節を感じることができます。この時期なら、アジサイやカキツバタなどがきれいな姿に栄えているわけですが、それにかぎらず、ちょっとした緑の色ひとつとっても、風土にあった季節感を得られるのは、年間を通してメリハリのきいた日本の気候によるものなのでしょう。

 季節の変わり目は、体調を崩しやすい時季の代名詞として用いられることが多いものですが、とても楽しい時季であるのもまた事実。日も長いわけですし、雨が降る時季だからこそ、外に出て行きたいと思います。あとは、シゴトのやりくりなんですが、これが最大の難問ですね…。

5月29日(土)

 前日に引き続き、京成電鉄の駅関連の資料の整理を続けています。京成はほかの私鉄との合併や買収といった方法をほとんど取らずに現在にいたっているという点で、西の阪神と相通じるものがありますが、特に1970年代の経営状況をめぐる動きはなかなかすさまじいものがあったことが忘れられません。当時の会計表などを確認したわけではありませんが、成田空港の開港が必ずしもプラス方面に働いたと見なせないのは確かでしょう。周辺の新民鉄も大苦戦しているところばかり(北総開発鉄道、東葉高速鉄道など)。構内踏切や、対向式ホーム・上下別改札といったスタイルが多く残っているのは、この方面での設備大改良が盛んだった70年代に投資できなかった結果なのかもしれません。もっとも、古くて味のある駅舎が残っているというわけでもなく、特におもしろみがあるわけでもないのですけれど。

5月28日(金)

 京成電鉄の乗降駅をチェックしていくと、この路線ほど、営業上の表示駅名と正式な駅名との乖離が大きいところもないようです。京成臼井駅が「うすい」と表示されているのはその筆頭でしょうが、これ以外にも、「京成」という社名が接頭辞として付いたり付かなかったりが非常に曖昧なので、たとえ路線図上の駅名がいちおう頭に入っていても、正しくはなんというのか、よくわからないケースが多々あります。リストを作成するには、数年前の「鉄道要覧」および「駅名辞典」をベースにしているため、これから細かい変更がある可能性があります。こういうケースは、ほかの鉄道会社でもありうるのですが、京成は特にその傾向が強いようで。

5月26日(水)

 更新が、ほぼ1か月ぶりになってしまいました。5月に入ってから会社を終日休んだのは1日だけ(1日自宅作業を除く)、半休1回で、あとはずっとお仕事に追われるという状態で、終電があるうちに帰宅できれば御の字、泊まり込み完徹が6日というありさまだったため、とてもサイトの更新に手が回りませんでした。

 「駅の写真館」では、北海道の各ページで、各駅の略歴を中心に記述の拡充を行いました。北海道の駅は名称の変更が多いうえ、仮乗降場から昇格した駅などは実質的な営業開始日が不分明だったため、サイト構成変更に伴って加筆していったしだいです。



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