2005年5月の雑記帳


前の月へ 次の月へ
過去の「雑記帳」

5月23日(月)
ウォーキング初体験

 日本経済新聞社が主催している「NIKKEI産業遺産ウォーキング大会」なるものがあったので、参加してきました。最近、膝および腰に不安が大きく、登るのはいいが下るのがたいへんといった状態だったため、テンポよく背筋を伸ばして歩けるウォーキングに興味を持ったわけです。さらに、産業遺産――括りがずいぶん漠然としていますが――を題目にしている以上、近代日本が生み出してきたモノをいろいろな形で目にできると期待しておりました。

 ところが、このウォーキングというもの、隊列を組んで一列に歩くというもの。もともと参加者に高齢者が多い――どうひいき目に見ても、参加者の大多数は60歳代後半以上――ため、テンポがどうしても遅くなるため、日常の歩行スピードよりもはるかにゆったりした速度で歩くことになります。さらに、列が乱れたときに折に触れて立ち止まったりするため、スケジュールは遅れるいっぽうで、本来は立ち寄るべきポイントをスルーしたり、資料館を10分程度で駆け足にて眺めざるを得なかったりしたあげく、ゴールでは予定より1時間程度ずれてしまいました。

 それでも、10キロ程度は歩いている勘定になり、家でPCに向かっているよりは健康的といえなくもないのですが、趣味の世界にまで集団行動を持ち込んだせいか、どうにも気詰まりになってしまいました。帰りの電車の中ではどっと疲れが出て、あっという間に寝てしまいました。

 翌日、自分のペースで歩いてみると、これが気分よく歩くことができ、気分爽快になったから、現金なものです。私のように、“マイペースこそが楽しみのモト”などと考えている手合いには、ウォーキングイベントというのは、相性がよくないようです。

5月17日(火)
地下鉄の駅

 市町村合併に伴う所在地名変更の修正がひととおり終わりました。手間をかけるだけの価値がある作業なのかというと、ちょっと心許ない気もいたしますが、合併のうえに再合併というケースもあり(岐阜県高山市など)、もともと自分が行っている行動を記録することから始めた作業でもありますし、フォローできるかぎりで修正を加えていくつもりです。

 現在、これまで撮りためている写真の整理を行っておりますが(RAW画像の編集が中心。512MBのメインメモリではちと辛い)、今日は福岡市営地下鉄の七隈線を追加しました。各駅ともユニバーサルデザインに即して設計されており、ホームがすべて島式であり、原則として中央部分にエスカレータやエレベータなどが用意……と、どの駅も似たりよったりの造りになっているため、なかなか的確な説明ができません。各駅を見分ける目印としてシンボルマークがあり、壁面の駅名標にこれが書かれておりますが(駅ごとのシンボルマークについては、福岡市交通局のWebサイトにすべて書かれています)、これを書き連ねても仕方ありません。東京の地下鉄駅が“個性的”であることを、あらためて感じたしだいです。

5月9日(月)
メトロ全駅再訪

 “平成の大合併”に伴う市町村および郡などの変更作業は、旧フォーマットのページの修正をもあわせて進行しているため、なかなか進んでおりません。とりあえず、2004年以前、および2005年3月以降の変更ぶんの修正を終えましたが、本年最初の2か月ぶんだけでも、少なくとも30近い駅の修正が必要となりそうで、いましばらく時間がかかりそうです。

 さて、本欄4月11日で取り上げた「チャレンジ東京メトロ」ですが、大型連休を活用して、さっそく各駅を回ってきました。すでに東京メトロの全駅は乗降済みなので、乗る、降りる、歩く、といった“マイルール”にこだわることなく、それよりはホームなどの構造や、そこを歩く人の様子を観察することに重点を置きました。スタンプラリーというイベントは子ども向けのイベントというケースが多く、今回も小学生くらいの子どもがちらほら見受けられましたが、すでに退職したといった感じのお爺さんが黙々と押印したりする光景も見られました。夕方になると、会社帰りのサラリーマンが定期券の範囲内で押すというケースもあり、参加者の幅の広さを感じます。ラリーの期間が長く、スタンプ帳さえあればゆったりと回れるというのも、人気のひとつでしょう。スタンプ帳は、かなり早い段階で品薄になったようですが、現在は増刷されているようです。

 今回の大型連休は、仕事のつごうもあってなかなか家を空けることができず、この地下鉄駅巡り以外での外出はまったくありませんでした。今月の末ごろ、どこかに行きたいと考えておりますが…。



前の月へ 次の月へ
過去の「雑記帳」

[トップページへ]