2005年11月の雑記帳


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11月20日(日)
デジカメあれこれ

 「駅の写真館」各ページのうち、新規フォーマットにて表示しているページのカラーリングを変えてみました。季節が厳しくなってきたので、ちょっとメリハリがあるようにしたほうがよいかな、と思ったしだい。現在、各ページを順次新規フォーマットに書き換えていますが、甲信越ブロック以外はまだどこも進行中、あるいは未着手なので、青系と茶緑系がしばらく混在することになります。色の不統一が気になる方は、適宜ユーザースタイルシートの書き換えなどで対応していただければけっこうです。

 さて、現在、弊サイトにて掲載している写真は、すべて私が自分で撮影したものです。現在所有、あるいは事実上占有(要するに、家族が持っているもののほとんど自分では使っておらず、私が自由に使っているもの)しているカメラは、中判銀塩1台(645)、デジタル一眼レフ1台、銀塩一眼レフ4台、デジタルコンパクト1台、銀塩コンパクト2台(35mmとハーフサイズ各1台)となっていますが、このうち一眼レフは1台を除いてすべてニコン製です。これは、ニコンのレンズを数多く揃えていたためです。また、これらがすべてマニュアルフォーカス用レンズであり、これをそのまま装着して利用できるデジタル一眼レフを出しているメーカーはニコンのみだったため、デジタル一眼レフでもニコンの製品を選びました。もちろん、各種の性能や画質、使い勝手といった要素も調べましたが、それまでに持っていたレンズが決定的な要素でした。

 しかし、いざ使い始めてみると、バッテリの消耗が激しいことが気にかかりました。これは、複数のバッテリを揃え、これらをローテーションしながら使うことで解決しました。しかし、問題はこれでは済まなかったのです。

 バッテリの寿命そのものが実はかなり短いことに気がついたのが、つい最近のことです。具体的には、私が使っているニコンの純正バッテリは、通常2年程度が寿命とのこと。カメラ一式を揃えたのが2003年3月ですから、すでに2年半を経過しているわけで、寿命切れになってもおかしくはありません。こうなると、新しいバッテリを買うことになりますが、根本的な問題が2つあります。

 第1は、コストの問題。銀塩に比べてデジタルではコストが低減できるのが一般的ですが、専用バッテリの寿命がこれだけ短いと、そうも言えなくなってきます。なにせ、このバッテリの価格は、1本でおおむね1万3,000円ほど。これを3本、3年ごとに買うとなると、大変な出費です。汎用性の高い単3型電池やリチウム電池などを用いるオプションがあればまだしも、そういったものがない以上、使い続けるにはこの出費が不可欠になります。一応、サードパーティ製の外部電源を使うという方法がないわけではないのですが、もともとフィールドを歩いて写真を撮るのが私のスタイルなだけに、「カメラを片手に常に抱えて気がむいたらパチリ」ということができなくなるのでは、選択肢から除外せざるを得ません。

 第2は、入手の問題。もともとデジタルカメラの製品寿命は短く、製造期間は銀塩一眼レフのように長いものではありません。ニコンのフラッグシップ機は長く生産されることが多く、20年近く製造が続くものさえあります。さらに、製造中止後も部品の保全も比較的長持ちしていたため、「高いものを買って長いこと使い込む」ことが大前提という向きがありました。しかし、デジタル一眼レフの場合、この「長いこと使い込む」などというのは、不経済です。技術進歩と価格低下の動きが著しく、特にハイエンド機は最も注目されている市場です。もちろん、不経済だの何だのといっても、モノに対する愛着というのは別次元のものであり、大事に長いこと使い続けるのは自由なはずです。ところが、製品寿命が短ければ、専用の部品も早晩供給されなくなります。すなわち、私が現在使っているデジタル一眼レフも、バッテリの供給が止まってしまえば、手持ちのものが消耗した時点で、金属の塊にしかならなくなるわけです。

 デジタル一眼レフを購入する以前、長らくメカニカルカメラにこだわってきたため、バッテリに対してはほとんど目を向けることはなかったのですが、意外な盲点をつかれた気がします。今のカメラをどうこうするという考えはありませんが、今後のカメラとのつきあい方を考える必要があると感じたしだいです。

11月13日(日)
信濃路をめぐって

 5日から6日にかけて、しなの鉄道と上田電鉄(上田交通から鉄道部門を分社化)をまわってきました。比較的平坦なところを多く走っており、淡々とした風景の中にぽつぽつと駅があるといった雰囲気ですが、かたや元国鉄幹線、かたや古くからのローカル私鉄という差があちこちに見受けられました。駅というインフラを拠点にあちこち回ると、ホームの長さが最初に目にはいるわけですが、これにかぎらず、日々の旅客への対応をみても、従業員の姿勢に微妙な温度差があるように感じられました。

 しなの鉄道の場合は、乗客を「お客様」として、サービスを与える対象としてみる姿勢が前面に出ていたように思えます。いっぽう上田電鉄のほうでは、乗客である以前に「地元の利用者」として、フレンドリーな対応が多く見えました。この2つの対応は、どちらがよい、悪いというものではなく、両社の想定顧客の範囲に規定された必然なのでしょう。

 この両社は「ゆぅみぃ土・休日フリーきっぷ」というフリー乗車券を発売しており、今回はこれを利用しました。これのおもしろいところは、原則として土日祝日のいずれか1日かぎり有効なのですが、フリーきっぷの裏面に宿泊証明(旅館やホテルのスタンプ)があれば翌日も使用可、というものです。別所温泉や戸倉上山田温泉への宿泊客を想定したものでしょうが、このように行動に応じて有効期間を延長できるというのは、なかなかおもしろい試みだと感じたしだいです。



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