2008年8月の雑記帳


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過去の「雑記帳」

8月31日(日)
しばしお休み

8月に入ってからサイトの更新をまめに行うようにしてきましたが、右眼がウイルス性結膜炎にかかってしまいました。特に痛みなどはないのですが、真っ赤に充血していてまぶたが腫れておりほぼ半開きの状態、しかもかゆみがあり、目脂と涙が大量に出るという状態。これでは旅行どころの話ではないため、この週末は自宅でおとなしくすごすことになりました。本当は(集団感染を防ぐためにも)仕事も休んで引きこもっているのがよいのですが、現在抱えている業務を考えるとそうもいかず、感染防止を心がけつつ(やや窮屈に)仕事をしているしだいです。

今のところ左眼は問題ないのですが、いつもと同じようにPCに向かったり本を手繰ったりしていては疲労が蓄積するのが目に見えているため、しばらくは更新頻度が大きく低下すると思われます。ご了承ください。

8月25日(月)
国内鉄道再完乗

この週末、金曜日の夜行で出かけて日曜日に自宅に戻ったため、8月に入ってから続けてきた連続更新を休みました。金曜日は帰宅して着替えて出て行くまでの間に、土曜日はPCを持参すれば、それぞれ更新じたいはできたと思いますが、いずれにせよ事前の準備は必要になりますし、そこまで連続更新にこだわるわけではないため、お休みさせていただきました。なお、来週および再来週の週末も、同様の事情で更新を休む予定です。

さて、このお出かけの実質的な2日目である24日(日)ですが、宿泊地が豊川、当初の行動予定を飯田線沿線とし、「青春18きっぷ」1枚でその日のうちに東京へ抜けるということにしていました。ところが、前日からの雨脚が強くなっており、さらに雨雲が居座るとの情報。飯田線といえば断崖絶壁を橋梁とトンネル、カーブに勾配で抜けていく路線ですし、不通になった場合のリスクが大きいと判断、飯田線を断念して東海道本線沿線をぶらぶら途中下車しながら戻ろう、と考えました。ところが、静岡県中南部自体が大雨に襲われており、係員に尋ねたところ、いつ抑止がかかってもおかしくない、とのこと。これではたまらないので、とにかく列車をひたすら乗り継ぎ、昼過ぎには東京都内に戻ってしまいました。その後、東海道本線、東海道新幹線とも不通区間が出てしまいましたが、私が乗っている間はなんとか大丈夫でした。

さて、時間ができたところで、東京メトロの副都心線が未乗だったことに気づき、渋谷から池袋まで乗ってきました。毎日の通勤経路が路線と直交しているというのに無視してきたのもひどいものですが、これによって国内の鉄道を全線乗ったことになります。以前に完乗タイトルを返上したのがいつのことだったかは忘れてしまいましたが。さて、次は大阪の中之島線ですが、開業初日にわざわざ出かけるのは無理そうなので、どうしたものか。

8月20日(水)
少しは涼しげに

ここ数日のお湿りのせいか、朝晩はいささかなりとも過ごしやすくなってはきましたが、それでもまだまだ残暑が続いています。そんな中、駅に関して少し涼しげなネタがあったので、現在進行中の近畿地区重点追加に割り込む形で、相鉄の二俣川駅を入れてみました。このトピックは事前に知っていたわけではなく、たまたま二俣川駅のホームに降りたって「これ、何?」と思ったしだいなのですが、こんなこともやっているのかと思ったしだい。元神奈川県民にとっては「二俣川=運転免許試験場」というイメージがまずあるのですが、相鉄もこの駅にはかなり力を入れているようです。

これからも、ときどき割り込む形でこんな更新をしていければいいな、と思います。実現可能性はまた別の話ですが。

8月16日(土)
停車する列車

これまで、「駅の写真館」に掲載しているそれぞれの駅に停車する列車の種別(特急、快速、普通など)については、本文中で随時簡単に触れるにとどめていましたが、これについて掲載してはというご意見がありましたので、本日の更新から随時追加することとしました。停車する列車の中にはイレギュラーなものも多いですし、ダイヤ改正によって頻繁に変更となることが予想されるので、本文中では例外的に、「xxxx年xx月現在」と、記載年月を明示するようにしました。

ひとまず、本日更新した4駅のスタイルではじめてみますが、今後気がついた点などがあれば、おいおい変更していく予定です。

8月15日(金)
写真データ

「プロフィール」欄に記載しているとおり、私は現在デジタル一眼レフカメラ「FUJIFILM FINEPIX S5 Pro」を使用しています(製品情報)。カタログスペック上はなんとも地味な機種ですが、富士フイルム社製のリバーサルフィルム「フジクローム」を思わせる色合いがなかなか強烈で、実際には非常にクセの強い作画をしてくれます。もともとポートレート撮影用のカメラとしてリリースされていますが、風景写真にもなかなか相性がよく、特に秋から冬にかけての青空をこれで撮影すると、すでにフィルム一眼レフに追いついたのではないか、と思わせるほどです。もっとも、実際の性能はともあれ、デジタルカメラの設定(特にホワイトバランス)や露出は非常にシビアで、フィルムカメラに比べてまだまだ難しく、私も重要な写真はいまだにフィルム撮影を併用しているありさまですが。

さて、このS5 Pro、基本性能については大きな不満はないのですが、唯一の問題は、写真を撮った際のRAWデータ(生データ)を圧縮しないまま保存すること。後処理のことを考え、私はRAW+JPEG両保存にしていますが、この場合、1コマ平均で31MBほどを消費します。さらに、1日中撮影に明け暮れた場合、350枚程度のコマ数になります(撮影直後に削除するものなどは入れません)。この場合に必要な容量は、31MB×350=10,850MB。このため、4GBのコンパクトフラッシュを1日あたり3枚携行、泊まりになる場合はさらに日数分を持参。4日以上になる場合は(最近ではほとんどありませんが)、ノートPCとポータブルHDDを持参し、これにデータを待避させるということをしています。こんな状態なので、せめてRAWデータを2~3分の1くらいに圧縮してくれればありがたいのですが。もともと高速撮影を意図している機種でもないので(スポーツ撮影などの場合データを高速に保存する必要があるため、圧縮機能のプライオリティは大幅に下がります)、ファームウェア更新に期待……してもムダですかね、やっぱり。

ちなみに、撮影後のデータはまずはPCに移すわけですが、この場合、データ用ドライブ(Dドライブ)にコピー、完了後バックアップドライブ(Fドライブ)にコピーします。これに続いて、おおむね4GBごとにフォルダ分けを行い、フォルダごとに異なる種類のDVDメディアに書き込み、それぞれ別の場所に保管。これで完璧……のはずなのですが、品質面で安心できるDVDメディアの供給が厳しくなってきました。現在、リコー製のDVD+Rメディアと日立マクセル製のDVD-Rメディアを使っていますが、日立マクセルはDVDメディア製造を終了(現在販売されているのは太陽誘電のOEMです)、リコーにいたっては光学デバイスから撤退した模様。在庫はあと各20枚程度しかなく、この先どうしたものか。高品質なCD-Rなら腐るほど在庫を抱えており、これはこれでどうしましょう状態なんですが。

写真を記録したDVDメディアが二桁×2になってしまった今、データサイズの圧縮は重要な課題ですが、そのくせ、フルサイズCCD(あんな機種とかこんな機種とか)を見ると物欲が鎌首をもたげてくるのが困ったところ。カメラ本体はともかくレンズをそろえられるだけの経済的な余裕がないため歯止めがきいていますが、ニコンではなく富士フイルムから出たら飛びついてしまうかも(両社のボディは互換性があり、いずれのカメラでもニコンのレンズを使えます)。

なお、弊サイトのデータ使用量は、約430MB。サーバの空き容量はあと70MBほどあるのですが、そろそろアップロードする写真の選別を厳しくする時期に入ってきたようです。ちなみに大半のデータが「駅の写真館」の写真およびHTMLで、これ以外のコンテンツはほぼ無視できる量だったりします。

8月12日(火)
いすみ鉄道

先日の小湊鉄道に続き、いすみ鉄道に乗ってきました。いすみ鉄道に乗るのは15年以上ぶりで、そのときは五井から小湊鉄道で上総中野へ向かい、ここですぐにいすみ鉄道へ乗り継ぎ大原へ行くという、もっとも単純な片道ルートでしたが、小湊鉄道の印象のほうが強く、いすみ鉄道の印象がどうにも希薄だったため、今回はいすみ鉄道の線内のみを乗り降りしてきました。また、8月9日に城見ヶ丘駅が新規開業するため、そのタイミングを待っての再訪となりました。

大原駅停車中、ワンマン運転士から1日フリー乗車券(1,000円)を購入したのですが、これがなんとカラープリンタの両面印刷で出力しただけというシロモノ。フリー乗車券は頻繁に出し入れをするだけに、硬券とはいいませんが、せめてそれなりの紙を使ってほしいと思うのですが。

お盆休み中ということもあって、鉄道ファンの姿をちらほら見かけますが、小湊鉄道のように主だった駅ごとにカメラを向ける人がいるというわけでもなく、地元のおばあさんの利用が中心のようでした(なぜかほとんど女性)。駅舎にはこれといったものはなく、わずかに大多喜駅の構内がローカル線らしい雰囲気を醸し出しているものの、すぐ隣を走る小湊鉄道のような、ノスタルジーを喚起させる題材には乏しい印象が否めません。

それでは実用性はといえば、最低限の設備はあるものの、大多喜以東では平行道路が完全に整備されているため、そもそも鉄道をあえて利用するメリットがあまり見受けられないように思います。大多喜駅の立地がまずまずよいため、大多喜を観光地として売り出す際のアクセスとしては悪くないのですが、絶対数としてはそう多くを見込めるものでもありません。いっぽう大多喜以西は人口希薄地帯となり、末端区間に若干の人が集まっているのみで、掘り起こしなど望むべくもないでしょう。

当面の存続が決まったものの、すでに合理化は限界にきており(大多喜以外の全駅が無人駅で委託駅さえなし、など)、さらに燃料費高騰などもあって、明るい材料を探すのは難しそうです。がんばってほしいとは思いますが、これといった妙案もないのが事実。さて、いつまで保ってくれることやら。そんな印象を強く受けました。

8月5日(火)
歴史の記述

「駅の写真館」のうち「歴史」パートについて、文章で説明するだけではわかりにくいところもあるかと思い、試行的に、年代順に箇条書きで記述してみました。駅の歩んできた歴史を日付順で追うだけでは、その顔というものが明確に出てくるものではないでしょうが、まずは客観的事実(正確には、ある程度信頼できる書物などから事実である可能性が十分に高いと判断できる、の意)によってその遍歴を提示するのも悪くはないでしょう。もちろん、(たぶんに主観的な)概略や特徴を文章で示すことも大事なので、これは引き続き行っていきます。

それだけでなく、動きが複雑な駅については、この方法を取るほうがわかりやすい(まだマシ、という程度かもしれませんが)のも確かです。あと数日以内に、問題(?)の膳所や浜大津といった駅の更新がありますが、このほかにも、厚木、橿原神宮前なども同様でしょう。さらに、情報の追記や修正、出典明示などが容易という利点もあります。

ひとまず、このスタイルで京阪石山坂本線のアップロードを行っていきます。ひととおり公開できた時点で、このスタイルを続けるかどうか、再検討します。

8月4日(月)
更新再開

時間を捻出してなんとか更新を再開できるようになりました……が、「まずは近畿地方の駅から」と思っていたものの、調べ出すといろいろとおもしろいことがわかって時刻表や古い地図を漁り、ということを繰り返してしまい、なかなか更新のペースが上がりません。いよいよ「青春18きっぷ」のシーズンですし、これからは週末も比較的自由に行動できるので、あちこちに行くことになるとは思うのですが、更新のネタはできても更新作業そのものがはかどるかとなると、それはまた別の話というわけで。



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