遅ればせながら、「駅の写真館」を中心とした各コンテンツのモバイル閲覧用環境の整備に着手しました。これまでにも携帯電話閲覧用のページを作ろうと考えたことはありましたが、別々のページを用意する手間を考えると、とうてい無理だと断念していました。しかし、スマートフォンの浸透スピードを見るにつけ、いよいよモバイル端末での閲覧を想定したページ提供の必要性が増してきたと感じたしだいです。実際、旅先で「駅の写真館」の情報が自由に閲覧でき、それが有効に活用されれば、提供者としてもうれしいかぎりですし。
いわゆる“携帯サイト”の場合、基本的に3大キャリアの仕様に準じる必要がありますが、スマートフォンやタブレット端末の場合は、解像度のみに注意すればだいたいの問題はクリアできるので、CSSを振り分けるのみで対処できそうです。このため、しばらく調整の際に画面が乱れる場合などが生じるかもしれませんが、ご了承ください。
あわせて、Internet Explorerに対していくつかのCSSを暫定的に対応させたため、IEで閲覧されている方は、今後更新されるページはかなり雰囲気が変わって見えるかもしれません。また、「駅の写真館」各ページで、各駅が所属する路線のほかの駅へのダイレクトリンクを各ページに設けることで、隣接駅以外の周辺駅へもアクセスできるようにしてみました。これも、今後の更新で順次反映させていきたいと思います。
さて、長野電鉄屋代線は「廃止」 活性化協議会が決定（信濃毎日新聞、2011年2月2日）：“活性化”協議会で鉄道の廃止を決定するというのもいささか不思議な気がしますが、特に驚いたのは委員26人の無記名投票の結果
というところ。鉄道路線の廃止について、沿線代表者の投票者によって決するというのは、はじめて耳にしました。このような場合、市町村あるいはそれに準ずる団体の総意が得られた段階で結論を出すというのが一般的で、過半数の決議で決定とは。のちのち禍根を残すことにならなければいいのですが。
なお、今回の措置によって、長電屋代線の情報収集のため当該路線各駅ページへのアクセスが見込まれることから、屋代線各駅ページを若干手直ししました。