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久しぶりの更新

またもずいぶんと更新間隔が開いてしまいました。必ずしも体調を崩していたわけでも、また仕事が忙しかったわけでもないのですが、ちょっと別件であたふたしていたため、手つかずのままになってしまいました。ご心配をおかけした向きもあったようですが、元気ですので大丈夫です。まあ、Twitterでのニュース流しがやっとではありましたが。

やはり大きな出来事となると、東海道新幹線車内での焼身自殺およびそれに伴う乗客死傷事件でしょう。Twitterなどで現場の状況についてはかなりの程度具体的に伝わっており、それゆえに怖じ気から逃れ得ません。浅薄な“あるべき論”には触れたくないので対策等についてのコメントは控えますが、鉄道に限らず、公共性の高い空間における「安全性」など、強烈な悪意があればすぐに壊れてしまうことを、あらためて強く認識したしだいです。

四日市あすなろう鉄道その後

年度が替わり、いよいよ4月1日。あちこちで桜の便りが聞かれるようになりました。当方は体調を崩して会社を休んだりしていて、とても花見に行ける状態ではない(お酒を飲める状態でもない)のでありますが。

さて、以前にも取り上げた四日市あすなろう鉄道、開業の報は一般メディアでもニュースで取り上げられていますが、今になっても会社のウェブサイトが見当たらず。これでは、運賃も時刻もわかりません。本家である近鉄からは、内部・八王子線がきれいに消されており、わずかに近鉄四日市駅構内図のみ、あすなろう四日市駅を載せているのみとなっています。

しかしこれでは、利用者が「どんな電車なのかな」と調べようとしても、運賃や時刻といった最低限の情報さえ明らかにしていないわけで、不特定多数を相手とするサービス業の姿勢にはみえません。ウェブサイトを持っているだけで話題になったのは20年近く前の話で、今ではローンチ前にティザーサイトを出しておくのは常識以前だと思うのですが。なんだか先が思いやられます。

四日市あすなろう鉄道とWILLER TRAINS

4月1日には、経営不振のために新会社に経営移管されるケースが2個所であります。ひとつが、近鉄内部・八王子線から移管される第三セクターの「四日市あすなろう鉄道」。もうひとつが、北近畿タンゴ鉄道から移管される、ウィラー・アライアンス系列の「WILLER TRAINS」です。

これを受けて、各ページの修正準備を行っています。細かい話ですが、マイルールでは、前者は「近鉄の路線を廃止して別会社が開業という形で継承」、後者は「単なる事業会社の変更」という解釈のため、前者は既存駅が廃止されて新駅が開業、後者は会社名の変更のみ、という扱いになります。

四日市あすなろう鉄道については、3月28日現在、いまだに公式Webサイトができていないありさま。運賃を筆頭とする営業体系が大きく変わっているのに、不親切というかなんというか。これもあって、情報が国土交通省に掲載されたものなど、断片的にしか伝わってこず、いまだにはっきりしないものも多いのは困りものです。

WILLERのほうは駅名の変更が非常に多いので、実質的にはほぼ全部のページを修正することになりました。なお、「宮津線」の路線名を「宮舞線」「宮豊線」に分けるというアナウンスがありますが、WILLERの発表では、路線名に関しては「通称」という表現が使われていることから、正式名称は「宮津線」のままと判断します。

実際には4月以降に新しい事実が判明するかもしれませんが、その場合はその都度対応ということにさせていただきます。

リニューアル後のテンプレートがほぼ完成

前回の本欄で書いたとおり、北陸地方から順次更新を行っておりますが、「駅の写真館」各ページのリニューアル後のテンプレートがほぼ完成し、今後はこれに沿ってページを作っていくという形がほぼできました。

さて、弊サイトのような場末の場所にも、さる18日にGoogleからのメールがありました。いわく「Googleのシステムは、あなたのサイトから4,030ページをテストし、そのうち50%で致命的なエラーを発見しました。これら2,020のページのエラーは、モバイルユーザーがあなたのサイトで体験する方法に、厳しく影響しています。これらのページはGoogle検索によってモバイルフレンドリーとはみなされず、したがってスマートフォンユーザーのために適切にランク付けされることになりましょう」と。

古くからのページが多数残っているので、「モバイルフレンドリーでない」といわれては返す言葉もありませんが、少しずつ改善していくのが精一杯ですので、まずはご容赦いただきたく。

北陸新幹線金沢開業ほか

本日行われたダイヤ改正は、新聞やテレビでも大きく報道されているとおり、JR化後では最大規模のものになったといえそうです。

北陸新幹線金沢開業に伴い、東京-金沢間が乗り換えなしで最短2時間28分となりました。やはり新幹線の効果は絶大といえましょう。これにあわせて、JR東日本のWebサイトから「長野新幹線」の文字が消えて「北陸新幹線」に上書きされています。もともと北陸新幹線が正式名称で、長野新幹線という名称は長野までの部分開業区間を指していたので、堂々と「北陸」を使える状態になったためともいえます。

また、長野-豊野-妙高高原-直江津-市振-倶利伽羅-金沢という長大区間が、第3セクター鉄道4社に経営分離されました。この距離も、また4社にまたがる分離というのも史上初めてです。

「北斗星」「トワイライトエクスプレス」の運転終了に加え、関東では「上野東京ライン」が開業しました。広島地区ではJRとアストラムラインが新駅開業によって接続したほか、JR化後初めて(!)の新型車両導入というのも注目でしょう。このほか、ひっそりと特急「あやめ」の廃止や、快速「あいづライナー」の臨時化(名称は単に「あいづ」に)などもあります。

駅についてみると、純粋な新駅開業が、天童南(JR東日本-奥羽本線)、森町病院前(天竜浜名湖鉄道)、黒部宇奈月温泉(JR西日本-北陸新幹線)、新高岡(JR西日本-城端線)、富山駅(富山地方鉄道軌道線)、陽羽里(北陸鉄道-石川線)、新白島(JR西日本-山陽本線および広島高速交通)の8つ。これに、北陸新幹線開業に伴うものとして、上越妙高(JR東日本とJR西日本の境界駅)として2つ。さらに、私は経営分離された区間については、廃止と開業が同時になされたものとしているため、並行在来線の新駅開業が、しなの鉄道8駅、えちごトキめき鉄道21駅、あいの風とやま鉄道21駅、IRいしかわ鉄道5駅として55駅。合計、65駅の新駅開業となりました。

これだけ多くの“開業”が同時に行われたのは、国鉄がJRになった際を除いて初めてと思われ、これからがますます大変のように思われます。もっとも、駅の乗り降りも急いで行っても仕方のないもので、むしろ時間をかけてゆっくり続けていきたいので、楽しみがまだ続く、と楽天的に考えることにしています。

本来であれば、これらの変更を14日までに準備しておきたかったのですが、時間が足りずに結局現在も少しずつ直しているありさまです。特に、北陸地区の旧在来線区間と、並行在来線を継承した第3セクターの各駅で、不整合が多く残っています。これらの駅の情報については、鋭意対応中ですので、しばらくお待ちください。

それに、少し遅れて3月21日には石巻線が女川まで全線復旧します。これも全国版のニュースで取り上げられましたが、例によってというべきか、利用者の情緒的なコメントばかりで、経済波及効果や都市計画への影響に関する報道は見た記憶がありません。まあ、そんなものでしょう。

久々の更新です

ずいぶんと長い間更新間隔が空いてしまいました。気がつけば、あの東日本大震災から4年もたつのですね。職場に泊まり込むことになり、同僚とカップラーメンの買い出しに走った日のことを思い出しました。

もともと、自宅の中にあふれかえっていた本を処分しようと片づけ始めたらかえって手が付けられなくなったことに加え、PCが故障してマザーボードを交換する羽目になったり、心身ともに調子を崩していたりといったことが重なり、サイトの更新どころではなかったというのが実態です。

昨年、中途半端に進めていたサイトのリニューアルを、本格的に再開しました。まずは、モバイルファーストを大前提としてコードを書き直しています。かなり大掛かりにいじっている一方で、個別ページの内容充実がなおざりになっている観は否めませんし、各所でリンク切れなどが起きている可能性もありますが、これから随時個別のコンテンツについても踏み込んでいきます。

北陸に行ってきました

時間がとれたので、北陸に行ってきました。具体的には、富山地鉄の新駅のほか、七尾線、城端線、高山線および黒部峡谷の各駅を回ってきました。本当は氷見線も回る予定だったのですが、途中で体力的にダウンしてしまい、泣く泣く後回しに。できれば北陸新幹線開業前に孤立路線を押さえていきたかったのですが、残り時間を考えると無理そうな気配。

さて、弊サイトではなぜだか電鉄魚津駅の閲覧頻度が高いようなので、こちらもあわせて現況を見て参りました。かつての廃墟然とした老朽駅舎は文字通り跡形もなく、すっきりしたものになっていました。どうせなのでひとまず、この駅だけ先行して更新しておきました。なお、車窓から見たかぎりでは中滑川駅も大きな駅舎は完全に解体され、小さいものに改築されている(工事中)ようでしたが、降りていないので詳細は不明。次回に富山を訪れたときには、こちらにも寄りたいと思います。

HTMLのベース修正はほぼ終了

まだまだ細かいところで手直ししていきたいところは多いのですが、CSSベースで対応可能な部分が多数になってきたため、HTMLの手直しはここまでとし、これから随時過去に掲載したページも含めて新フォーマットに随時修正していきます。なお、SNSボタンのうちFacebbokについては、純正のものは付けるだけで重くなる、自作するとうまく動作しないという段階なので、ひとまず保留。何とか解決させたいものですが。

あわせて、今後用意する写真は、なるべくサイズの大きいものを掲載していきたいと思います。これまではファイルサイズを一律400×300にしていたのですが、手持ちの3G携帯電話で表示してみたところ、1200×1200程度までならそう問題なさそうなので、写真によってはこちらのサイズにします。ただし、これまで撮影した写真はすべて400×300のサイズで整理しているため、あくまでも今後撮影した写真を優先させます。ひとまず東京駅について大きい写真にしてみました。

新デザインでの個別ページ更新開始

デザイン変更後初めてとなる「駅の写真館」の更新を行いました。これまでとはページのイメージががらりと変わっているため戸惑われる方も多いかと思われますが、旧デザインのままでは今後の更新や保守にかかる作業量がきわめて多く、特に写真の追加などがなかなかやりにくいという面があったこともあり、構造を思い切って単純化したしだいです。PCで閲覧される場合は、右側にメニュー関係の情報を集中させたので、むやみに細長くなることを防げたと思います。その一方で、全体がモノトーンに近いため、いささか単調に見えるという点があります。これは、おいおいスタイルシートをブラッシュアップしていくことで解決を図りたいと思います。

新デザイン稼働開始

すべてのページを対象としたデザインの変更を実行しました。当面の目標はレスポンスィブデザインの実現、具体的にはモバイルデバイスでのストレスフリー化です。表示速度の低下を防ぎつつ、横幅について最適な設計にしたいとスタイルシートをあれこれいじったのですが、どうにもいかず、結局ゼロベースでHTMLもろとも書き直すことになりました。何とも間抜けな話ですが、これで少しは見やすくなったかと思います。

「駅の写真館」各ページについても、地味ながらかなりの手直しを行っています。要望のあった「大きいサイズの写真の掲載」についても、横幅600ピクセル程度なら問題なさそうなので、今後撮影する写真や特に重要な写真については、大きいサイズのものを試行的に掲載していこうと思います。また、Windows8.xのスナップビューにも対応させたので、ほかの画面を表示しながら「駅の写真館」のページを縦長画面で快適に閲覧するようになっていると思います。ただし「駅の写真館」については、なにぶんHTMLサイドで修正しなくてはならないページが膨大なので、なかなか追いつけません。この点はご容赦ください。