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大雪の名残

ご承知のとおり、首都圏では8日(土)に数十年に一度という大雪が降りました。その名残は今なお、道端にとどまる雪が示しています。

さて、「駅の写真館」の付属コンテンツを作ろうと過去の写真データを見ていたら、まだロクに終わらないうちに時間ばかりたってしまいました。どうも優先順位に応じた作業ができないままで、情けないかぎりです。

新フォーマットへの修正作業

表題の件について、ひとまず東京メトロなど東京の地下鉄の各駅を先行して修正に着手しました。かなり早い段階で掲載していた駅が多いこと、「周辺の見どころ」で写真を多用していたことが多いのがこの理由です。

このほかにも、修正が必要な駅があれば、その都度新フォーマットでの更新を行っていきます。手数の割に時間がかかる作業なので、表示乱れなどがある場合にはご容赦ください。

「周辺の見どころ」欄のフォーマットを変更しました

いささか細かい修正ですが、「駅の写真館」各ページの「周辺の見どころ」ページのフォーマットを修正しました。今後の更新ページは、基本的に修正したフォーマットで掲載してまいります。

具体的には、写真を基本的に縦列に並べ、高解像度環境では右側に、低解像度環境では下側にテキストを配置するようにしました。これまでは小さい写真を掲載していましたが、本文とのバランスおよびメンテナンスを考慮して、今後は同じサイズの写真掲載に統一します。

ここ最近の修正が「保守のための修正」となっている感があり、いささかみっともないのですが、ご容赦ください。

何となく納得いかない世代交代

すでに各種メディアでも取り上げられているとおり、2014年4月にWindowsXPのサポートが完全に終了し、マイクロソフトからの更新プログラム等が提供されなくなります。これは、WindowsXP環境をネットワークに接続して使用することが事実上できなくなることを意味します。

当方のメイン環境はWindows7(デスクトップPC)なのでこれは問題ないのですが、サブ環境としてWindowsXPを何ら不満なく使っていただけに、サポート終了と同時に“使ってはいけないPC”と化してしまうことに、何となく納得いかないものがあります。実はWindows2000のサポート終了の際にも同じ経験をしたのですが、我ながら物持ちがよいというか何というか。

さて、これからサブ機からは引退したのが、下の「ASUS EeePC 1000H」です。キー配列が以前使用していたIBM ThinkPadと似ていること、見た目に似合わず意外と軽いこと、バッテリに比較的余裕があること、有線LANなどコネクタが豊富なこと、ごてごてした独自ソフトが少ないこと(独自ソフトが多いとかえって動作が重くなるなどデメリットが多い)などの理由で使ってきました。しかし、Windows7にアップグレードするほどのパワーはないため、第一線からの引退を余儀なくされました。これからは、スタンドアロン専用マシンとして余生を送ることになります。

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これにかわって購入したのが、下の「ASUS VivoTab Smart」です。Windows8搭載のタブレットで、発売されてから1年近くが経過しているものですが、近所のPCショップで5万円を切る価格だったために購入しました。各種レビューを見ると「堅実で普通のタブレット」とのこと。キーボードの作りも悪くはなく、またOSもRTではないため、いろいろと追加することなどができそうです。Windows8/8.1のサポートが切れるまで、末永く使い込んでいきたいものです。

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阪急電鉄の新駅開業と駅名変更

表題の件について対応しました。更新と呼ぶには地味な変更ですが、駅名変更に伴いファイル名も変更したこと、阪急各駅のフォーマットが作成時期によってまちまちであることのため、機械的に一律変更ができずに手作業の部分が多くなり、かなり時間がかかりました。

来週は富山地方鉄道でも新駅開業があるため、手直しをちまちまと進めています。

なお、乗りに行くのは、まだしばらく先のことになりそうです。

仮乗降場の取り扱いについて

いささかマニアックな話題ですが、表題の件について、正式な駅となった日付を1987年3月31日とします。これを公的に裏付ける資料は存在していないようですが、国鉄分割民営化前後の各種書籍等を確認するかぎり、国鉄最終日に内部処理された可能性が高いと判断し、弊サイトにおいては、同日に正式な駅になったものと見なします。同様に、国鉄末期に多く作られた通年営業の臨時乗降場についても、1987年3月31日付で通常の駅として処理されたものと見なします。

これらの取扱いについては、資料によって判断がまちまちで、弊サイトでも判断に迷っていたのですが、今後は以上のようにして更新していきます。

なお「仮乗降場」とは、国鉄時代、本社の承認を経ることなく、地方の総局や鉄道管理局の長の権限で設置できた、簡易な駅のことです。線路沿いに鉄骨や木を簡単に組み合わせただけのホームに申し訳程度の待合室があるというのが定番のパターンですが、中には信号場を仮乗降場として客扱いをしていた例もあり、必ずしも「何もない無人駅」という訳ではありませんが、いずれにせよ国鉄時代には正式な「旅客駅」ではないと扱われていたものです。その多くは北海道に集中していました。

札幌へ往復してきました

野暮用があって、札幌へ行ってきました。飛行機で1泊2日、札幌市内のみだったため、ひとまず市内各駅をちまちま巡って参りました。特に旅行記などにできるようなものではないので、詳細は割愛しますが、これで札幌市交通局の路線(地下鉄と市電)は全駅乗降。今後、随時更新していきます。

札幌雪ミク電車

札幌恒例となった雪ミク電車

「あけぼの」に乗ってきました

先日のブログで書いたとおり「あけぼの」が今年度限りで廃止になりますが、先日、この「あけぼの」で弘前まで行ってきました。以下、上野駅で「あけぼの」に乗り込んだときの様子を、記録という意味も込めて、写真を中心に載せておきます(ヘッドマークやテールマークなどはどこでも見かけるので省略します)。

上野駅13番ホーム

「あけぼの」が入線する上野駅13番ホーム。奥に見えるのはかつての荷物用ホームです。

入線する「あけぼの」

入線してくる「あけぼの」。係員が連結部の扉を開けて視認しながらの入線です。

行先表示

「青森」の表示が見られるのもあとわずか。

6号車「ソロ」外観

6号車「ソロ」の姿。上下に窓があり異彩を放っています。

飲料水設備

昭和の特急列車洗面所にあった「飲料水」の設備。これも過去帳入りとなります。

「ソロ」通路

「ソロ」車内は中央に通路があるのですが、狭いです。

「ソロ」個室内部

「ソロ」個室(2階)内部。こちらはさらに狭く、大型リュックなどはとても置くことができません。長距離客の利用に適した設備とはいえないのが実情。

寝台特急「あけぼの」廃止へ

すでにTwitterでもツイートしましたが、河北新報の報道によると、上野と青森を結ぶ寝台特急「あけぼの」が2013年度限りで廃止になるとのこと。国鉄時代の面影を今に伝える上野発の夜行列車の退陣は寂しいものですが、老朽化した寝台車両を新車に置き換えるだけの売上があるようにも見えず、車両が寿命を迎えた時点での廃止はやむを得ないでしょう。むしろ、東北新幹線が新青森まで延伸された際にもまだ残ったということが驚きでしたから。

個人的には、利用回数の最も多かった寝台特急でした。寝台列車という枠でも、東京と大阪を結んでいた寝台急行「銀河」に次ぐ利用回数があったはずです。狭いソロに閉口したりしながらも、上りの場合は上野駅に到着してからそのまま出勤したことも何度かありました。実は偶然、今回の報道が出る直前に「あけぼの」の寝台券を入手していたのですが、これからは争奪戦になりそうですね。

用字について

前回のブログ更新の中で、表記を『記者ハンドブック 第12版』に準拠する旨を発表(というと大げさですが)しましたが、意外とこれが適合しているようです。もともと鉄道事業の中核といえるJR各社は役所組織だったため、専門用語も基本的には常用漢字準拠で使われていたためでしょう。当初は「例外の羅列がずらりとなると面倒だなあ」と思っていたのですが、どうやら無用の心配に終わりそうです。このため、このルールを今後も適用していきたいと思います。

なお、既存のページについては、表記を修正する必要が出た場合にのみチェックするようにします。表記揺れの修正は、フォーマットの修正に比べて優先順位が低いと考えるのが妥当ですので。