仮乗降場上がりの簡素なつくり
留萌から先の留萌本線は、日本海を右に見る形で、留萌の市街地を左へカーブを描きつつ進んでいきます。日本海側は海食崖が形成され、このため陸側にかなりの急斜面を仰ぎ見ることになります。
瀬越駅は、留萌市役所の脇を通り、線路が完全に南側へと進むようになった先に設けられています。1面1線のみの無人駅で、仮乗降場上がりということもあって、砂利敷きのホームに待合室が置かれているのみです。地形的に、やや緩やかな崖の中に溶け込んでいるような印象を与えます。
このページは、留萌-増毛間廃止前の情報をもとに記載しています。
留萌から先の留萌本線は、日本海を右に見る形で、留萌の市街地を左へカーブを描きつつ進んでいきます。日本海側は海食崖が形成され、このため陸側にかなりの急斜面を仰ぎ見ることになります。
瀬越駅は、留萌市役所の脇を通り、線路が完全に南側へと進むようになった先に設けられています。1面1線のみの無人駅で、仮乗降場上がりということもあって、砂利敷きのホームに待合室が置かれているのみです。地形的に、やや緩やかな崖の中に溶け込んでいるような印象を与えます。
私が訪問した1993年9月当時、車掌室転用の待合室が置かれており、中に入ると枠のみとなったベンチの痕跡が見られました。海風に当てられたためか、赤さびが目立っていました。このためか、後に物置様の新しい待合室に替えられています[1]。
目の前は砂浜で、真っ赤に錆びた遊具が寂しく海風に揺られていました。
駅前の坂道を上るとすぐ近くが小学校で、その周囲には住宅地が形成されています。駅周辺の人口は非常に多いのですが、1日6往復のみの列車では利用者が限られるのも無理ないことでしょう。
確認中。
仮乗降場として開設され、1969年10月1日に通年営業の臨時乗降場に、JR継承時に一般旅客駅に格上げされました。
確認中。