何もないホームだけの駅
石狩川の作る広い平地を淡々と進んでいくと、唐突に現れる駅です。片面ホーム1面1線であるのはもちろんですが、待合室さえない吹きさらしのホームがあるのみです。そのホームも、鉄骨を組んだ上にコンクリートの板を載せただけという寂しいもの。かつての仮乗降場に見受けられた“朝礼台”式ホームに次ぐ寂しい設備のみといえます。
このページは、駅廃止前の情報をもとに記載しています。
石狩川の作る広い平地を淡々と進んでいくと、唐突に現れる駅です。片面ホーム1面1線であるのはもちろんですが、待合室さえない吹きさらしのホームがあるのみです。そのホームも、鉄骨を組んだ上にコンクリートの板を載せただけという寂しいもの。かつての仮乗降場に見受けられた“朝礼台”式ホームに次ぐ寂しい設備のみといえます。
列車からホームに降りると、駅の北側を東西に横切る道路へ出ることになりますが、ホームから道路までの間は、線路のすぐ脇を数メートル歩く必要があるうえ、その通路が遮断機の内側にあります。列車が近づいてからホームに行こうとすれば、踏切が上がるまで待たなくてはならないという、何とも珍妙な構造になっています。
駅周辺には市街地と呼べるものは特になく、ひたすら田畑が広がっているのみです。駅の西側には「ふるさと公園」があり、ホームからも観覧車を見ることができますが、列車で訪れるのは現実的に無理です。
もともと乗客数の少ない札沼線末端区間の中間駅であるうえ、利用客が極端に少ないため、2006年3月17日かぎりで廃止されました。
確認中。
戦後になって設置された駅で、当初から片面ホームのみの無人駅でした。なお、隣接していた新十津川駅は1953年11月2日まで「中徳富」を名乗っていましたが、3年の間をおいて別の駅に名称が継承されたことになります。
確認中。
特になし。