林の中に設けられたシンプルそのものの無人駅

豊ケ岡

廃止
とよがおか
Toyogaoka
豊ケ岡駅
豊ケ岡駅。2003年10月26日

林の中に片面ホーム

豊ケ岡駅ホーム(正面は新十津川方)
写真1豊ケ岡駅ホーム(正面は新十津川方)。かなりの急傾斜上にあります。2003年10月26日

片面ホームが置かれているのみの駅です。駅はうっそうとした林の中にありますが、駅周辺は背丈の低い疎林になっており、暗くはありません。

沢のせせらぎが耳に入ります

豊ケ岡駅ホーム(正面は桑園方)
写真2豊ケ岡駅ホーム(正面は桑園方)。2003年10月26日

ホームに立つと、かなりの傾斜になっていることがわかります。自動車が通る道路から離れていることもあり、沢を流れる水の音が耳に入ってきますが、季節によっては虫がかなり多そうな立地でもあります。石狩平野の端になると、こんなところもあるのか、と思う光景です。

古い待合室があります

豊ケ岡駅待合室
写真3豊ケ岡駅待合室。かなり痛んでいるが風雨は十分しのぐことができます。表札がどことなくユーモラス。2003年10月26日

駅直近を横断しているダートに面して木造の非常に古い待合室があるのみで、駅直近には人家は皆無です。

待合室の中はきれい

豊ケ岡駅待合室内部
写真3豊ケ岡駅待合室内部。なお、置かれているバッグは私の物で、放置物件ではないので念のため。2003年10月26日

この待合室は非常にきれいに使われているようで、ホウキとちり取りが備えられていました。ただしこの待合室に「チカン・変質者に注意!」と大書されており、用もないのに駅に降りてふらふら歩いているとあらぬ誤解を招きそうで、困ったものです。もっともそれ以前に、ごく少ない常用利用客しかいない駅周辺で待機する変質者などいるのだろうか、とも思いますが。

前述のダートを4分ほど歩くと、やっと舗装道路に出ます。周囲には鉄道林と荒れ地とが混在しています。国道に出るにはさらに1.5キロほど離れています。

駅名の由来

確認中。

歴史

開業は1960年と比較的遅く、営業開始当初から旅客のみの扱いでした。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1960年(昭和35年)9月10日
国鉄札沼線・石狩月形-札比内間に、豊ケ岡駅開業。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道の駅となります。
2018年(平成30年)9月6日
北海道胆振東部地震に伴い、札沼線を含むJR北海道全線が運休。
2018年(平成30年)9月21日
札沼線・石狩月形-新十津川間が復旧、運転再開。
2020年(令和2年)4月17日
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対応のため、この日限りで札沼線・北海道医療大学-新十津川間の運転を休止。
2020年(令和2年)5月6日
この日限りで札沼線・北海道医療大学-新十津川間廃止。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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