メロン産地の駅舎は新しく

浦臼

廃止
うらうす
Urausu
浦臼駅
浦臼駅旧駅舎。1996年3月7日

かつての駅弁販売駅には思えず

浦臼駅ホーム(奥は桑園方)
写真1浦臼駅ホーム(奥は桑園方)。当時は車掌が乗務していました。1996年3月7日

最初に下車した1996年3月には簡素な木造駅舎がポツンと建っている無人駅で、狭い待合室に地元のお年寄りが多数滞在していました。単純な待合室というより、地域の社交場のような役割になっているように思えたものです。

その後駅舎は改築されて「ふれあいステーション」と命名された町営の待合室となり[1]、ホームへは待合室を通って、あるいはその脇から直接出入りする形になっています。

浦臼駅では、札沼線の新十津川以北がすでに廃止されていた1974年の時点でも、札沼線で唯一駅弁が販売されていました[2]が、無人の棒線駅となった現在、そんな面影はまったく感じられません。それでも乗降客はそれなりにおり、この浦臼で折り返す列車が多く設定されています。なお、この浦臼以北の運転本数は3往復となりますが、2016年3月のダイヤ改正ではわずか1往復になるとのことです[3]

石狩月形と同様、JRバスが駅前まで乗り入れていましたが、現在は廃止され、北海道中央バスなどが代替運行を行っています。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1934年(昭和9年)10月10日
国有鉄道(鉄道省)札沼北線の浦臼-中徳富(現、新十津川)間が開業した際、浦臼駅開業。
1935年(昭和10年)10月3日
札沼線の石狩当別-浦臼間が開業(札沼線全通)、中間駅となります。
1943年(昭和18年)10月1日
不要不急路線として、札沼線の石狩月形-石狩追分(現在は当該区間廃止)間が営業休止。
1946年(昭和21年)12月10日
石狩当別-浦臼間が営業再開。
1953年(昭和28年)11月3日
浦臼-雨龍(現在は当該区間廃止)間が営業再開。
1979年(昭和54年)1月31日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道の駅となります。
2018年(平成30年)9月6日
北海道胆振東部地震に伴い、札沼線を含むJR北海道全線が運休。
2018年(平成30年)9月21日
札沼線・石狩月形-新十津川間が復旧、運転再開。
2020年(令和2年)4月17日
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対応のため、この日限りで札沼線・北海道医療大学-新十津川間の運転を休止。
2020年(令和2年)5月6日
この日限りで札沼線・北海道医療大学-新十津川間廃止。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

  1. ふれあいステーション設置条例」浦臼町(2016年1月5日確認)。
  2. 『国鉄監修 交通公社の時刻表』No.584(1974年10月号)日本交通公社、326ページ。
  3. 北海道旅客鉄道 プレスリリース「ご利用の少ない列車見直しのご説明状況について (2015年11月27日)。

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