古い木造駅舎が残る駅で、三木鉄道線の他の駅と同様の1面1線駅です。かつては交換可能駅で、現在でも北側に旧対向ホームの痕跡が残っています。また、かつては貨物の取扱を行っていた痕跡が駅舎の厄神方に残っており、ホームが中途半端な形で削られているのがかつての貨物側線跡地と思われます。
駅のすぐ南には自動車通行量の多い県道が通っていますが、駅はごく狭い路地を入った先にあり、駅前であることを示すバス停がなければ駅の存在にはまず気づかないでしょう。
駅一帯の集落名は「東這田」で、三木の地場産業である金物工業の工場が立地しています。また駅から歩いて3分ほどのところに大型商業施設「マックスバリュ」があり、三木駅では往復割引乗車券が発売されています。確かにアクセスは便利ですが、やはり買い物には自動車の利用が一般的なようです。
駅名の由来
別所の地名は全国で見られますが、中世に開墾された土地に付された地名であることが多く、この別所も同様と推測されます。
歴史
播州鉄道が厄神から延長された際に開業した駅で、当初は終着駅でしたが、1917年1月23日に三木まで路線が延長されたことに伴い中間駅となりました。
周辺の見どころ
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