防雪林の脇に独自の駅舎が

野辺地 【廃止】

のへじ Noheji
  • (路線名なし)
  • 《七戸方面》 西千曳
  • ※隣接駅名は路線廃止直前のものです。
野辺地駅
▲野辺地駅駅舎《1994年9月1日撮影》

このページは、路線廃止前の情報をもとに記載しています。

乗り場はJRの駅舎と反対側に

野辺地駅に停車中のレールバス
【写真1】野辺地駅に停車中のレールバス。《1994年9月1日撮影》

南部縦貫鉄道の野辺地は、JRの駅舎と反対側の防風林側に設置しており、JRの改札を抜けて細い跨線橋をわたることでたどり着くという構造になっていました。もっとも、野辺地駅では集改札は行っていないようでした。

駅舎は、木造ながらしっかりした片流れ屋根を持つ大柄なもの。かつて「のへぢ駅」と書かれていたようですが、私が下車したときには駅名部分だけ取り外されていました。

浮き世離れした空間でした

跨線橋から南部縦貫鉄道ホームを見る
【写真2】跨線橋から南部縦貫鉄道ホームを見る。《1994年9月1日撮影》

ホームは土盛りで、線路側も木で押さえられているという、簡素を通り越して粗末なつくりになっていました。ここに1両の丸いレールバスが止まっている姿は浮き世離れしたもので、そのすぐ背後の東北本線を、特急列車や長大な貨物列車が行き来していくのを見ていると「ここはどこ?」と思ってしまったものでした。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1962年10月20日
開業。
1997年5月5日
この日かぎりで営業休止(以降運転せず)。
2002年7月31日
この日かぎりで南部縦貫鉄道が全線廃止され、野辺地駅も廃止。

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