大柄で明るい色合いの駅舎
国鉄大畑線を継承した下北交通大畑線の終着駅です。軍需輸送目的で建設された大畑線は、さらに大間方面へと路線建設が進められましたが、戦争激化に伴って中止され、それ以上延びることはありませんでした。なお、大間までは下北交通の路線バスがあり、これとフェリーを乗り継いで渡道することもできます。
大畑線の車庫所在地で、ディーゼルカーが休んでいるのが見られます。旅客ホーム自体は1面のみでした。当時は本州最北端の駅として知られていたことから、それをアピールする掲示が随所に見られました。
田名部と同様、赤と白とをベースにした駅舎はこぎれいなものでしたが、ローカル線とはいえ運転拠点駅ということもあり、なかなか大柄なものでした。