十和田市を拠点として、鉄道事業および路線バス事業などを運営している企業で、国際興業の傘下に入っています。
十和田観光電鉄線を運営していますが、2011年9月に鉄道事業からの撤退が表面化し、10月に路線廃止が確定しました。
(2011年11月21日)
★1994年9月2日、十和田市にて完乗。2011年11月20日、大曲にて全駅乗降。廃止直前時点での全駅の写真を掲載しています。
三沢と十和田市の間を結ぶ14.7kmの路線で、全線が直流電化されています(1,500V)。車庫は途中の七百にあり、また全線が単線で、七百でのみ列車の行き違いが可能です。このためダイヤ編成にはあまり柔軟性がなく、そのせいか起点である三沢での青い森鉄道線との接続は必ずしもよくはありません。
三沢を出て、古牧温泉の大きなホテルの中をカーブと勾配で抜けていきます。大曲の先で、三本木原開拓実現のためにつくられた稲生川に沿って、ほぼ直線に西へと進んでいきます。農地や牧場が広がるいっぽう、中間部分での人口はさほど多くはなく、駅前にも民家がそこそこあっても集落の拠点にはなっていない駅が大半です。このせいか、駅員が配置されているのは、両端の三沢と十和田市のみとなっています。
2012年3月31日かぎりで廃止。
(2012年3月31日)
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