一畑電車

 島根県の松江市から出雲市にかけて、宍道湖の北岸を結ぶローカル鉄道を運営する鉄道会社です。一畑電気鉄道の手によって、県下の路線バスなど多角的な事業運営を幅広く展開してきましたが、2006年4月1日に鉄道事業は同社子会社の一畑電車株式会社に移管され、一畑電気鉄道は持株会社となりました。会社名は、一畑寺(一畑薬師)への参詣客輸送を図って敷設された鉄道であることに由来しています。

 松江しんじ湖温泉と電鉄出雲市を結ぶ北松江線と、中途の川跡から出雲大社前へ走る大社線の2線から成ります。かつては、広瀬や須佐方面にも路線を延ばしていましたが、1960年代に廃止されています。現存する路線も余談を許さない状況が続いています。

(2006年5月2日)

【URL】 http://www.ichibata.co.jp/railway/

★1994年2月24日、松江温泉(現、松江しんじ湖温泉)にて完乗。2010年12月12日、朝日ヶ丘にて全駅乗降。全駅の写真を掲載しています

北松江線

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駅一覧

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乗車履歴

大社線

川跡から出雲大社前までを結ぶ、8.3kmの路線です。ほぼ平坦な田園地帯をまっすぐ東西に進みますが、基本的には北松江線と出雲大社前の間を連絡する路線とみてよいでしょう。それを示すかのように、途中駅には交換可能駅も有人駅もありません。基本的に、川跡と出雲大社前の間をピストン輸送する区間列車が行ったり来たりしていますが、1日1往復のみ、松江しんじ湖温泉へ直通する急行が運転されます。なお、初詣客が集中する年末年始にかぎり、松江方面と大社線を直接結ぶ系統が主になります。

(2010年12月18日)

駅一覧

[川跡]-高浜遥堪浜山公園北口出雲大社前

乗車履歴

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