美祢線の拠点駅

美祢

みね
Mine
美祢駅
▲美祢駅駅舎《2011年11月2日撮影》
美祢駅ホーム
【写真1】美祢駅ホーム。現在の旅客ホームは1面のみです。《2011年10月2日撮影》

美祢線中間駅の中では、いまや唯一となった有人駅であり、同線の拠点駅として機能しています。

駅本屋前の片面ホーム1面1線と、これと反対側にある島式ホーム1面2線から成りますが、現在の旅客列車は駅本屋前の1面1線のみを使っています。このため旅客列車の行き違いはありませんが、前後の時間調整のためか、比較的長い時間停車する列車が多く設定されています。

美祢駅旧ホーム
【写真2】美祢駅旧ホーム。左側を見てわかるように、構内踏切への階段は塞がれています。《2011年10月2日撮影》
【写真2】南大嶺駅ホームより長門市方を望む。《2011年10月2日撮影》

島式ホームとの間は構内踏切で連絡していましたが、現在では構内踏切へ通じる階段が塞がれており、島式ホームへの立ち入りはできません。また、旧ホームにはワンマン列車用のミラーなども設置されていません。信号やポイントは現在も生きているようですが、貨物列車の発着利用専門になっているのかもしれません。

その貨物列車は、美祢駅の駅本屋から少し長門市方にある分岐点から延びる専用線経由のものが細々と運行されています。旅客列車よりもはるかに便数の多い貨物列車が我が物顔で走っていた往時とは比較になりませんが、重安発の貨物列車が廃止された現在、これが現在美祢線で運行されている唯一の貨物列車です。

美祢駅駅舎内
【写真3】美祢駅駅舎内。手作り感あふれる発車案内表示に注目。《2011年10月2日撮影》

駅舎はごく平凡な鉄筋平屋建てのもので、玄関正面左手の事務所棟は一部二階建てになっていますが、今となってはその大きさを持てあましている観があります。駅舎内には「みどりの窓口」があり、また改札口には職員が手で差し替えする、手作り感あふれる列車案内表示が設けられています。同一ホームから両方向への列車が出るための配慮でしょう。かつては構内にうどんのカウンターや売店が営業していた記憶がありますが、2011年10月の美祢線営業再開直後にはすでに撤退しているようです。

駅前はロータリーになっており、一応商店街が形成されてはいるものの、閑散としています。美祢線は美祢市を南北に貫く鉄道ですが、実際には山口、新山口、宇部、下関などと直結する船木バス、サンデン交通、中国ジェイアールバスなどが発着しており、利用者の競合が目立つようです。なお、これら路線バスは特にターミナルが設けられているわけではなく、いずれも駅前のバス停からの発車となります。

乗り場

駅本屋側(東側)から順に、1番線、2番線、3番線となりますが、実際に使用されているのは1番線のみです。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

周辺の見どころ

確認中。

【美祢線】 厚狭湯ノ峠厚保四郎ヶ原南大嶺美祢重安於福渋木長門湯本板持長門市

2003年10月20日
2011年10月11日、写真を差し替えおよび追加のうえ加筆修正

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