島根県の県庁所在地である松江市の中心駅です。もっとも、鉄道の駅としては単なる中間駅であり、運転系統上の拠点は米子や出雲市に譲っています。
松江の中心地はもともと松江川の北側一帯ですが、官設鉄道の松江駅は町の南側の端に設けられました。これは、用地の取得が容易であったこともさることながら、米子方面から線路を西へ延ばす場合、北回りでは工事に困難をきたしたこともあるのでしょう。
駅は高架上に島式ホーム2面4線が設けられています。特にこれといった特徴のない、ごく平凡なホームがあるのみです。
改札口は高架下1階に1個所のみ設けられており、通常は出口と入口が分かれて改札を行っています(別の改札に分離されているわけではありません)。高架下には売店や食堂などが並んでおり、列車待ちの人が多くたむろしています。
駅周辺にはデパートやホテルなどが多く立地していますが、裏通りに入ると、廃業した店舗が非常に多く目立ち、あまり夜に出歩きたくはありません。
停車列車 [2010年12月現在]
全列車が停車します。なお、特急列車の停車は標準パターンで、出雲市方では次には宍道に停車する便、出雲市まで停まらない便もあります。
乗り場
北側から順に、1番線、2番線…となります。
- 1.山陰本線上り 米子、鳥取方面
- 2.山陰本線上り 米子、鳥取方面
- 3.山陰本線下り 出雲市、浜田方面
- 4.山陰本線下り 出雲市、浜田方面
駅名の由来
確認中。
歴史
- 【1908年11月8日】 官設鉄道(逓信省帝国鉄道庁)によって安来-松江間が開通、「松江」駅開業。
- 【1909年11月7日】 松江-宍道間が開通、中間駅となります。
- 【1973年3月31日】 東松江駅整備に伴い、この日かぎりで貨物営業廃止。
- 【1977年3月10日】 高架化。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。
【山陰本線】 京都…(略)…福知山-上川口-下夜久野-上夜久野-梁瀬-和田山-養父-八鹿-江原-国府-豊岡-玄武洞-城崎温泉-竹野-佐津-柴山-香住-鎧-餘部-久谷-浜坂-諸寄-居組- 東浜-岩美-大岩-福部-鳥取-湖山-鳥取大学前-末恒-宝木-浜村-青谷-泊-松崎-倉吉-下北条-由良-浦安-八橋-赤碕-中山口-下市-御来屋-名和-大山口-淀江-伯耆大山-東山公園-米子-安来-荒島-揖屋-東松江-松江-乃木-玉造温泉-来待-宍道-荘原-直江-出雲市-西出雲-出雲神西-江南-小田-田儀-波根-久手-大田市-静間-五十猛-仁万-馬路-湯里-温泉津-石見福光-黒松-浅利-江津-都野津-敬川-波子-久代-下府-浜田…(略)…幡生