水島臨海鉄道は住宅地の中を南へ進み、工場が見えてくると高架にはいり、ほどなく高架上の西富井駅に到着します。
相対式ホーム2面2線から成る交換可能駅で、水島方面のホーム端から直接階段で地平に下りるスタイルになっており、階段側の1両ぶんほどにのみ屋根が設けられていますが、これらは水島臨海鉄道の高架中間駅(水島を除く)に共通するスタイルです。また、長大編成の貨物列車が行き交う水島臨海鉄道ゆえ、行き違い部分の距離が長めに取られているのが特徴です。
駅の周辺は落ち着いた雰囲気の住宅地になっており、水島臨海鉄道沿線に見られる喧噪は感じられません。すぐ南側を岡山バイパスが走っており、近隣の自動車交通量はかなり多いながら、側道が狭く地元住民以外による自動車の通行もそう多くはないようです。
なお、駅の北側には高架線が分岐しているのが見えますが、これはかつて貨物の専用線が、近くにあった日本たばこ産業の工場まで伸びていた名残です。
東側から順に、1番線、2番線となります。
確認中。
水島工業都市開発が地方鉄道として営業を開始したのちに開設された駅です。
確認中。
2010年8月22日