駅間距離は大都市近郊並み
道南いさりび鉄道線は、JR北海道から路線を継承した際には新駅の設置などは行っていませんが、人口密集地帯である五稜郭から上磯の間は、駅がかなり多く置かれています。特に、東久根別-上磯間は駅間距離が平均1.2kmと、大都市近郊並みとなっており、発車したらすぐに到着という感じです。久根別を出てしばらくすると、ほどなく次の清川口になります。
道南いさりび鉄道線は、JR北海道から路線を継承した際には新駅の設置などは行っていませんが、人口密集地帯である五稜郭から上磯の間は、駅がかなり多く置かれています。特に、東久根別-上磯間は駅間距離が平均1.2kmと、大都市近郊並みとなっており、発車したらすぐに到着という感じです。久根別を出てしばらくすると、ほどなく次の清川口になります。
片面ホームのみの棒線駅ですが、そのホームの幅はずいぶん広くなっています。広くないスペースに交換設備を設けるため狭いホームの駅が続く道南いさりび鉄道の駅の中では、かなり珍しい存在といえます。もっとも、当初から広かったわけではなく、途中で拡幅されたようすが舗装の状況からうかがえます。
ホームの木古内方にのみ階段があり、ここに駅舎があります。ベンチには「清川口駅売店」とありましたが、売店は営業していないようです。JR時代に売店営業があったものと思われます。
駅舎の外観は大きな流れ屋根が印象的ですが、出入口が線路やホームから45度近い角度をなしており、その内部も内壁などが45度で区切られています。斬新なデザインといえばそれまでですが、デッドスペースが増える割には行き来がしずらく、特にラッシュ時など人の滞留が気になります。滞留するほどの利用者がいないといえばそれまでですが。
前述の売店があったと思われるスペースには、シャッターが降りていました。
駅のすぐ南側に北斗市役所があり、近くには公共施設やそれに伴って立地している商店などがぽつぽつ見られます。第3セクター鉄道化に伴って、駅と自治体との距離は近くなったはずですが、市役所職員の列車通勤利用はどの程度のものでしょうか。
このあたりは江戸時代からの古い集落で、そのため北海道らしからぬ雰囲気の民家が並んでいたりするのを目にすることができます。
清川の名称は、松前藩の基地であった「清川陣屋」にも使われていますが、由来については確認中。
戦後に設置された駅です。
確認中。