かつての屯田兵村の発祥地

琴似

ことに Kotoni
琴似駅
▲琴似駅外観《2013年12月5日撮影》

高架上の島式ホームがすっぽりと

琴似駅ホーム
【写真1】高架上にある琴似駅ホーム。《2013年12月5日撮影》

発寒中央の先で函館本線は高架線を走るようになり、次の琴似駅は高架駅となっています。島式ホーム1面2線が、すっぽりと屋根に覆われるような形状で設けられています。

改札口は地面より少し高く

琴似駅改札口
【写真2】地面よりやや高い位置にある琴似駅改札口。《2013年12月5日撮影》

駅改札口は高架下に設けられています。

琴似は屯田兵村発祥の地として知られていますが、今ではその面影はなく、札幌近郊の住宅地となっています。駅前には大規模な商業施設が立地しています。

停車列車 [2013年12月現在]

快速が停車します。

乗り場

南側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.函館本線上り 手稲、小樽方面
  • 2.函館本線下り 札幌方面

駅名の由来

琴似の名称は、アイヌ語の「コッ・ネ・イ」(くぼんだ所)が語源です。明治4年(1871年)、当時札幌本府周辺の村名を付けるとき、開拓使が命名しました[1]

歴史

道内で最初に開業した駅の一つです。

1880年11月28日
官営鉄道(開拓使煤田開採事務係)により手宮(現在は廃止)-札幌間が開業した際、琴似フラグステーション開業。
1883年
休止。
1884年
営業再開。
1889年12月11日
官営幌内鉄道が北海道炭礦鉄道に払い下げられ、同社の駅となります。
1906年10月1日
北海道炭礦鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省鉄道作業局)の駅となります。
1978年10月1日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

  1. 地区別の歴史/札幌西区」(札幌市西区公式Webページ、2013年12月11日確認)。

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