山線区間最大の拠点駅

倶知安

くっちゃん Kutchan
倶知安駅
▲倶知安駅駅舎《1999年12月20日撮影》

 

倶知安駅ホーム
【写真1】倶知安駅ホーム。《1999年12月20日撮影》

函館本線の長万部-小樽間、通称“山線”のなかで最大規模の駅であり、運転上の拠点となっています。また「みどりの窓口」があり、余市とともに山線区間で数少ない有人駅です。列車の運転系統も分かれており、倶知安止まりとなる列車も多く設定されています。

以前は2面3線でしたが、今では駅本屋側のホームは使用中止となっており、跨線橋を渡った先にある島式ホーム1面2線が使われています。構内は広く、このほかにも留置線が多く用意されています。

駅舎は鉄筋2階建てのかなり大柄なもので、街の玄関駅らしい貫禄があります。ホーム上、および待合室内の2か所に立ち食いそば屋があり、音威子府や新得とともに評判の店でしたが、現在ではいずれも閉店しています。このほか、駅玄関脇にはわき水があります。

ニセコアンヌプリなどの山が近く、冬はスキーヤーの拠点となる町でもあります。

北海道新幹線開業の暁には、現在の在来線ホームの西側、すなわち駅本屋と反対側に新幹線乗り場が設けられる予定です。

乗り場

東側(駅本屋側)から順に、2番線、3番線となります。

  • 2.函館本線下り 余市、小樽方面(折り返し列車)/上り 黒松内、長万部方面
  • 3.函館本線上り 黒松内、長万部方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1904年10月15日
北海道鉄道の熱郛-小沢間が開業した際、倶知安駅開業。
1907年7月1日
北海道鉄道の国有化に伴い、官設鉄道(逓信省帝国鉄道庁)の駅になります。
1919年11月15日
国有鉄道(内閣鉄道院)京極軽便線の京極-倶知安間が開業し、分岐駅となります。
1984年1月31日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1986年10月31日
この日かぎりで胆振線(第2次特定地方交通線指定、伊達紋別-倶知安間)が廃止、バス転換(道南バス)となり、函館本線単独駅となります。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道の駅となります。
2018年9月6日
北海道胆振東部地震に伴い、函館本線を含むJR北海道全線が運休。
2018年9月13日
函館本線・倶知安-小樽間が復旧、運転再開。
2018年9月15日
函館本線・長万部-倶知安間が復旧、運転再開。

周辺の見どころ

確認中。

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