石炭の積み出しと製鉄で栄えた町の玄関駅

室蘭

むろらん Muroran
室蘭駅
▲室蘭駅旧駅舎《1993年9月25日撮影》

本記事は、筆者が最後に訪問した1993年9月時点での情報を基に記載しています。室蘭駅は1997年10月に移転しており、現在では大きく様相が変わっていると思われます。

石炭積出駅としての貫禄がありました

室蘭駅旧ホーム
【写真1】室蘭駅旧ホーム。《1993年9月25日撮影》

石狩炭田から運ばれてきた石炭の積み出しなどを行ってきた駅です。島式ホーム1面2線から成っており、太いホームの上には、全体を覆うように立派な上屋が設けられていました。

いかつい感じの旧駅舎がありました

室蘭駅旧駅舎の装飾
【写真2】室蘭駅旧駅舎の装飾。《1993年9月25日撮影》

旧駅舎は明治生まれの木造2階建て、屋根は鉄板葺き。開拓地の厳しさを伝えるかのようないかつい感じの建物で、屋根の上に突き出た2つのドーマー窓が印象的です。壁面には漆喰が施されており、錆止め材を塗布された支柱とのコントラストが目を引きます。

駅は移転しました

室蘭駅旧駅舎前
【写真3】室蘭駅旧駅舎前。《1993年9月25日撮影》

室蘭駅は、1997年10月1日に輪西方面に移設され、新駅と旧駅の間の路線は廃止されました。

写真の駅舎は駅移転に伴い現役を引退していますが、現在も当地でそのまま保存されています。

停車列車

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1897年7月1日
開業。
1997年10月1日
駅移転[1]

周辺の見どころ

確認中。

その他

  • 上に掲載している旧駅舎(室蘭市旧室蘭駅舎)は、国の登録有形文化財(1999年7月8日登録、7月21日告示)。
  1. 「北国の走者 年表 1954(昭和29)年~2006(平成18)年」『北国の走者II』(鉄道ピクトリアル2007年6月号別冊)電気車研究会、111ページ。

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