かつては老朽化した駅舎がありました
工場が多く立地し学校もある一帯に設けられている、帯広市西郊にある無人駅です。
私が下車したときは、ホームから駅の外に出ようとすると、なぜか2つの跨線橋をつなぐ連絡通路をわたって外に出ることになっていました。最初「どこへ行けばいいんだ?」とウロウロする羽目になりました。しかもこの通路が妙に薄暗く、夜にここを歩くのはちょっとためらわれます。これは、駅のすぐ北側脇に日本甜菜製糖の製糖所へ通じる専用線が通っており、駅の南側に出るには跨線橋が必要なため、駅本体の跨線橋と結びつけていたためです。
線路の北側に設けられていた駅舎も駅舎で、老朽化が激しく、心なしか傾いているような感じがしました。何もない広い待合室ががらんとしていて、寂しいを通り越して不気味でした。通常の乗客は駅舎などに立ち寄らず、素直にホームへと向かっていたのでしょう。なお、その後この老朽駅舎は解体され、新しい駅舎になっているとのことです[1]。