住宅開発の進展とともに移転した駅
あいの里公園
あいのさとこうえん
Ainosatokōen
かつての棒線駅もずいぶん立派に
あいの里地区の東側に開発された、新しい住宅地が広がる中に設けられている駅です。1958年7月に開業した当初は単純な棒線駅でしたが、移転、交換設備設置を経て、現在では折り返し列車の発着も可能になっています。
乗降客もかなり増加しており、JR化当初は貨車改造駅舎に片面ホームのみでしたが、住宅都市整備公団(当時)が建設を予定する「札幌ニュータウンあいの里団地」釜谷臼地区の宅地分譲に伴う人口増が見込まれるため、同公団がJRへ増発を要請したことに伴い、新駅舎への改築と列車交換設備の設置が行われたという経緯があり、工事費約4億3千万円は同公団が負担しています[1]。ただし、今にいたるまで無人駅です。
歴史
戦後になってから設置された駅です。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1958年(昭和33年)7月1日
- 国鉄札沼線の篠路-石川太美間に、「釜谷臼(かまやうす)」駅開業。当初から旅客のみの取扱いでした。
- 1986年(昭和61年)11月1日
- あいの里教育大駅開業に合わせて駅を新十津川方に移転。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道の駅となります。
- 1990年(平成2年)11月21日
- 新駅舎供用開始[2]。
- 1991年(平成3年)3月9日
- 列車交換設備供用開始[3]。
- 1995年(平成7年)3月16日
- 駅名を「あいの里公園」に変更。