列車の本数が多いのはここまで

北海道医療大学

ほっかいどういりょうだいがく
Hokkaidōiryōdaigaku
北海道医療大学前駅
北海道医療大学駅駅舎。2003年10月27日

折り返し列車専用ホームがあります

北海道医療大学駅ホーム(2番ホーム)
写真1折り返し列車用の行き止まりホーム(2番ホーム)。2003年10月27日

東日本学園大学(現、北海道医療大学)の開学に伴って設けられた駅で、学生、大学関係者および大学付属病院通院者の利用が中心となっています。

札沼線の利用者数はこの北海道医療大学駅を境に大きく分かれています。札沼線における交通系ICカード対応駅の北限で、利用者の増加に伴って行われた札沼線の電化区間もここ北海道医療大学までとなっており、札幌方面からの電車はこの駅で折り返しとなります。このため、新十津川方面へ向かうホームとは別に、折り返し列車専用のホームが設けられています。

新十津川方面へは直通するホーム

北海道医療大学駅ホーム(1番ホーム)
写真2新十津川方面に直通する列車用の1番ホーム。手前側が新十津川方。2003年10月27日

ただし当駅自体は運転系統上の拠点になっているわけではなく、新十津川方面へ向かうディーゼルカーは石狩当別へ乗り入れるため、石狩当別-北海道医療大学間は、電車とディーゼルカーが混在する区間になっています。ディーゼルカーはワンマン運転となり、南側(国道275号線側)のホームに入ります。

駅舎の中はがらんどう

北海道医療大学駅駅舎内
写真3北海道医療大学駅駅舎内。2003年10月27日

派手なペインティングが目を引く駅舎が建っていますが、列車を降りてからは大学へまっすぐ向かう通路が駅舎と別に設けられていることもあって、駅の中はがらんとしています。

駅周辺には大学以外にはほとんど何もなく、数戸の農家が建っているのみで、学生街のようなものは形成されていません。ホームの目の前は、これ以北で札沼線がずっと平行することになる国道275号線が走っていますが、駅から国道へのアクセス手段は見当たりませんでした。

乗り場

南側(駅本屋と反対側)から順に、1番線、2番線となります。基本的に、1番線は石狩当別以北にのみ運転されるディーゼルカーが、2番線は当駅以南にのみ運転される電車が発着します。

  • 1.札沼線下り 石狩月形、新十津川方面/札沼線上り 石狩当別方面
  • 2.札沼線上り 石狩当別、札幌方面

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

1981年12月に国鉄北海道総局設定の仮乗降場として開業し、翌1982年4月に駅に格上げされました。当初の駅名は「大学前」でしたが、1995年3月に現在の駅名に変更されています。駅名変更前は、近くにあるあいの里教育大駅と混同しやすい名称でした。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1981年(昭和56年)12月1日
国鉄札沼線の石狩当別-石狩金沢間に、「大学前」仮乗降場(北海道総局設定)設置。
1982年(昭和57年)4月1日
駅に昇格。旅客のみの取扱いでした。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道の駅となります。
1995年(平成7年)3月16日
駅名を「北海道医療大学」に変更。
2018年(平成30年)9月6日
北海道胆振東部地震に伴い、札沼線を含むJR北海道全線が運休(札沼線・あいの里公園-北海道医療大学間は10日に運転再開)。
2018年(平成30年)9月19日
札沼線・北海道医療大学-石狩月形間が復旧、運転再開。
2020年(令和2年)4月17日
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対応のため、この日限りで札沼線・北海道医療大学-新十津川間の運転を休止。
2020年(令和2年)5月6日
この日限りで札沼線・北海道医療大学-新十津川間廃止。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

  1. 北海道旅客鉄道 プレスリリース「札沼線(北海道医療大学・新十津川間)最終運行について (2020年4月16日)。

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