札沼線末端区間で唯一の交換可能駅であり有人駅

石狩月形

いしかりつきがた Ishikaritsukigata
石狩月形駅
▲石狩月形駅駅舎《2003年10月26日撮影》

島式ホーム1面2線から成ります

石狩月形駅ホーム
【写真1】石狩月形駅ホーム(奥は桑園方)。《2003年10月26日撮影》

札沼線の北海道医療大学以北の区間では、列車の本数が大幅に少なくなっています。その区間で唯一列車交換が可能で、かつ駅員が配置されているのが、石狩月形駅です。

島式ホーム1面2線のほか、桑園方から分かれる側線が設けられています。

ホームはかさ上げされています

石狩月形駅に停車中のキハ40形番台ディーゼルカー
【写真2】石狩月形駅に停車中のキハ40形400番台ディーゼルカー。ワンマン対応のため、前扉のみが開いています。《2003年10月26日撮影》

ホームはもともと低いものでしたが、鉄骨とコンクリートでかさ上げされています。札沼線末端区間ではホームが低いままで存置されている駅が大半なのですが、やはり主要駅扱いされていることがうかがえます。

新十津川方がスロープになっており、ここから構内踏切経由で行き来します。

列車の発着にあわせて駅員がスタフを授受

石狩月形駅で列車交換を行うキハ53形500番台の2列車
【写真3】石狩月形駅で列車交換を行うキハ53形500番台の2列車。この当時はワンマン化されていませんでした。《1996年3月7日撮影》

2016年1月現在でもスタフ閉塞式が残っており、このため列車の発着にあわせて駅員がスタフを授受する光景が見られます。こういった風景は全国的にも希少になってきました。

駅舎の反対側にも出られます

石狩月形駅西側から駅構内を望む
【写真4】石狩月形駅西側から駅構内を望む。構内踏切経由で駅本屋の反対側にも出られます。《2003年10月26日撮影》

構内踏切は駅改札口とホームを結ぶほか、ホームから直接駅本屋の反対側に出ることもできます。石狩月形駅は有人駅ですが、駅員は列車到着時には運転扱いを行い集改札を行っていないため、反対側へ直接出入りすることもできます。正式の踏切として認知されているかどうかはわかりませんが、少なくとも通行禁止の表示がないことから、事実上通路として機能しているとみてよいでしょう。

駅舎は立派な木造のもの

ホーム側から石狩月形駅駅舎を望む
【写真5】ホーム側から石狩月形駅駅舎を望む。《2003年10月26日撮影》

駅舎は古くから使われている木造平屋建てのものです。前述のとおり集改札は行われないため改札口は無人になりますが、列車の運転がない時間帯には乗車券類の発売は行っています。

待合室スペースは広々と

石狩月形駅駅舎内
【写真6】石狩月形駅駅舎内。有人駅のためストーブに火が入っているのが冬季にはありがたい。《2003年10月26日撮影》

駅舎内の待合室スペースはかなり広く、小上がり席も設けられています。畳敷の座敷があるのは北海道の有人駅にしばしば見られる光景ですが、逆に北海道以外ではほとんど見ないものではあります。

駅舎はリニューアルされました

リニューアル前の石狩月形駅駅舎
【写真7】リニューアル前の石狩月形駅駅舎。駅前に待機しているJRバスも今は昔。《1996年3月7日撮影》

もとは玄関に太い柱が立つ重たい印象を与える駅舎でしたが、現在は三角屋根が設けられるなどリニューアルされました。外装はかなり変わりましたが、待合室内の雰囲気はほとんど変わっていません。

はじめて下車した当時はJR北海道のバスが駅の真正面まで乗り入れていましたが、現在では北海道中央バスなどに継承されています。

駅前の道路もきれいに整備

石狩月形駅駅前風景
【写真8】石狩月形駅駅前風景。石狩当別以北では唯一といえる、まとまった駅前市街地になっています。《2003年10月26日撮影》

駅舎のリニューアルにあわせたのでしょうか、駅前の舗装もきれいに整備されています。駅前には市街地が広がっています。

駅の近くには大きな農業倉庫が

駅近くの農業倉庫群
【写真9】駅近くの農業倉庫群。《2003年10月26日撮影》

駅の近くには大きな農業倉庫がたくさん建っており、かつてこの駅が農作物の集散拠点として活気を持っていた当時をうかがわせます。

乗り場

番線表示は未確認。

  • (西側)札沼線下り 浦臼、新十津川方面
  • (東側)札沼線上り 石狩当別、札幌方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1935年10月3日
国有鉄道(鉄道省)札沼線の石狩当別-浦臼間が開業した際、石狩月形駅開業。
1943年10月1日
不要不急路線として、札沼線の石狩月形-石狩追分(現在は当該区間廃止)間が営業休止。
1944年7月21日
不要不急路線として、札沼線の石狩当別-石狩月形間が営業休止。
1946年12月10日
営業再開。
1979年1月31日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道の駅となります。

周辺の見どころ

月形樺戸博物館【未訪】

駅から南へ、徒歩3分。冬季休館。コメント準備中。

月形温泉【未訪】

駅から南東へ、徒歩15分。コメント準備中。

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