歓楽街のど真ん中に

すすきの

すすきの Susukino
すすきの駅
▲すすきの駅《2016年1月12日撮影》

広めのホームにしっかりした上屋

すすきの電停に停車中の外回り電車
【写真1】すすきの電停に停車中の外回り電車。《2016年1月12日撮影》

北海道最大の歓楽街であるすすきのの交差点、すなわち月寒通が札幌駅前道路と交差する場所の西側に、相対式に設けられている電停です。両方向のホームとも横断歩道と接続しているほか、それぞれ広めのホームにしっかりした上屋が設けられています。また、西側方面へ折り返し線が敷設されています。

停止位置表示が

電停に立てられた表示
【写真2】電停に立てられた表示。《2016年1月12日撮影》

電停の交差点側には「101」「在来車」「低床車」と書かれた案内表示が立てられていました。おそらく、車種によって停車位置を変えるためのものと思われます。「101」は50年以上稼働しているM101電車のことを指しているのでしょう。

ここからサイドレザベーションに

電停側から北東側を望む
【写真3】電停側から北東側を望む。左奥がサイドレザベーション区間になっています。《2016年1月12日撮影》

ここまで市電は道路の中央を走る、一般的なセンターレザベーションで運行してきましたが、2015年に開業した西4丁目までの区間は、軌道が歩道側に敷設されるセンターレザベーションとなります。このため、両方向の軌道の向きがここで変わることになります。

電車の運行にも注意

交差点を進む市電
【写真4】交差点を進む市電。《2016年1月12日撮影》

すすきのから札幌駅にかけては長大な地下道が延びていますが、一帯が一大繁華街ということもあって人通りも自動車の通行量も多くなっています。このため、電車の運行には特に注意が必要な区間です。

運行当初は混乱も

サイドレザベーション区間
【写真5】サイドレザベーション区間。《2016年1月12日撮影》

この先のサイドレザベーション区間では、電車から歩道への乗降が便利である一方で、車両の駐停車が認められなくなるため、運行当初は多少の混乱もあったようです。

【写真3】から【写真5】はループ線開業後間もない時期で、電車の進行に不慣れな人や車を誘導するため、誘導する警備員が配置されていました。

地下鉄南北線のすすきの駅、東豊線の豊水すすきの駅が乗り継ぎ指定駅になっています。なお、地下鉄すすきの駅との間には特に乗り換え通路などがあるわけではなく、一般の路上連絡となります。

かつては終端駅でした

終端駅当時のすすきの電停(1)
【写真6】終端駅当時のすすきの電停(1)。《2013年12月4日撮影》

札幌市電がループ化される以前は、対になっている西4丁目と同様、センターレザベーションの中に2面1線が設けられており、下車ホームと乗車ホームが分離されていました。

終端駅時代には電車の滞留も

終端駅当時のすすきの電停(2)
【写真7】終端駅当時のすすきの電停(2)。《2012年2月11日撮影》

終端駅時代には折り返し線などはなく、単純に来た電車が随時折り返して発車していくため、乗降に時間がかかると次の電車が滞留するという光景が見られました。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1918年8月12日
開業。
2015年12月20日
都心線(市電ループ化新線区間)開業、電車運行上の中間駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

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