勝山永平寺線の終着駅です。もっとも、終着駅とはいえ京福電気鉄道時代の1974年8月までは、この勝山から先の越前大野まで線路が延びていたため、現在でも中間駅らしい構造になっています。駅員が配置されています。
駅本屋に面した片面ホームと対向ホームがあり、福井方にある構内踏切で連絡しています。対向ホームはもともと島式ホームでしたが、現在では北側のみが使われています。
駅舎は木造2階建てで、屋根と並行に設けられた大きな軒が印象的です。2階部分は白漆喰真壁の和風建築ですが、1階は下見板張りの洋風建築という、木に竹を接いだような建物ですが、重厚な瓦屋根を用いているせいか、遠目には純和風建築に見えます。いっぽう対向ホームには、おそらく駅舎と同時期につくられたと思われる、これまた古い待合室ががんばっています。
駅前には小商店があるほかは工場と農家のみで、特に商店街などは形成されていません。なお、駅のすぐ脇にあった旧変電所がいい味を見せていたのですが、残念ながら解体されたそうです。勝山は恐竜の町ということをアピールしており、駅前では恐竜が出迎えてくれます。
勝山駅は九頭竜川を挟んで市街地の対岸にあるため、勝山市の中心部へ行くには、勝山橋をわたることになります。電車が到着すると、電車から降りた人は三々五々橋を渡るなり連絡する路線バスに乗るなりして、すぐに姿を消していきます。
乗り場
駅本屋側から順に、1番線、2番線となっています。
- 1.勝山永平寺線上り(永平寺口、福井方面)
- 2.勝山永平寺線上り(永平寺口、福井方面)
駅名の由来
確認中。
歴史
確認中。
周辺の見どころ
確認中。
その他
- 駅本屋およびホーム待合所は、国の登録有形文化財。