JRと離れて独自性を保つターミナル

越前武生

えちぜんたけふ Echizentakefu
越前武生駅
▲越前武生駅駅舎(武生新駅時代)《2005年3月16日撮影》

JR駅とは商業施設を挟んで

越前武生駅ホーム(奥は田原町方)
【写真1】越前武生駅ホーム(奥は田原町方)。《2005年3月16日撮影》

JR武生駅の北西側、大規模商業施設「アルプラザ」の裏側に位置している、福井鉄道のターミナル駅です。福武線の起点は、福井側ではなく、この越前武生になっています。

2010年3月までは「武生新」という駅名でした。「新武生」ではなく「武生新」と、「新」が駅名の後ろにくるのは、少なくとも1990年代以降では福井鉄道のみの駅にのみ見られた特徴で、ほかに「福井新」駅もありました(現在は「赤十字前」と改称)。

ホームはすべて低床化されています

越前武生駅ホームから改札口側を見る
【写真2】越前武生駅ホームから改札口側を見る。《2011年7月18日撮影》

ホームは頭端式となっており、広がっている側線には多数の電車が留置されています。基本的に、路面電車仕様の低床式車両が中心になっており、大型の電車はイベントなどの際に主に使われているようです。

列車別改札が行われます

越前武生駅ホーム
【写真3】越前武生駅改札。金属のラッチやLED案内表示など、新しい設備を備えた小ぎれいな駅です。《2005年3月16日撮影》

駅舎は3階建ての立派なビルで、改札および出札窓口は1階に設けられています。改札口には金属のラッチが設けられており、列車別改札方式が取られています。福井鉄道関連の旅行会社が同居しています。

駅前には、JR武生駅とは別個のロータリーが整備されており、路線バスが発着しています。

停車列車 [2018年3月現在]

始発駅なので当然ですが、全列車が停車します。

  • 急行・普通 越前武生北府

乗り場

西側から順に、1番線、2番線、3番線となります。1番線の反対側は使われていません。

  • 1-3.福武線下り 神明、田原町方面

駅名の由来

JRの駅と区別するため、旧国名を付しています。

歴史

福武線の始発駅として設置されました。

1924年2月23日
福武電気鉄道によって武生新-兵営(現、神明)が開通、起点駅「武生新(たけふしん)」が開業。
1945年8月1日
福武電気鉄道が鯖浦電気鉄道と合併して福井鉄道となり、福井鉄道の駅となります。
2010年3月25日
駅名を「越前武生」に変更。

周辺の見どころ

確認中。

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