小松

高架化されてホームはすっきり

小松駅は、建設機械メーカー小松製作所と小松空港の存在で知名度のある小松市の玄関駅ですが、北陸新幹線建設工事に伴って大きく変貌した駅のひとつです。

下り線1面1線、上り線1面2線が高架上に設けられており、ホーム部分全体が屋根に覆われています。北陸本線の主要駅のひとつで、一部の「サンダーバード」速達版を除く大半の特急列車が停車します。

改札口は高架下に

改札口は高架下に1個所あり、自動改札機は設けられていません。「みどりの窓口」が改札口脇にあるほか、高架下の東西自由通路をはさんだ反対側にコンビニタイプの売店が入っています。

市街地は西側に広がります

出口は東西にそれぞれ設けられており、このうち西側は市街地に面しています。小松空港をはじめ各方面へ向かう路線バスが発着しており、またビジネスホテルなどが多く立地しています。

一方の東側は高架化後に整備された一帯で、駅至近に小松製作所の施設が立地しており、そのシンボルともいうべき巨大なダンプトラック「930E」が鎮座しています。なお、かつては尾小屋鉄道や北陸鉄道小松線というローカル私鉄が発着していましたが、現在ではその痕跡は何も残っていません。