北陸本線と小浜線が分岐
北陸本線と小浜線が分岐する駅で、北陸本線米原方面と湖西線との実質的な乗り換え駅ともなっています。ここ敦賀から、福井方面と近江方面への峠を長大トンネルを越えることになるため、北陸本線の交通の要衝となってきました。客車列車が主流だった時代には長時間停車する便も多く設定されていました。
北陸本線と小浜線が分岐する駅で、北陸本線米原方面と湖西線との実質的な乗り換え駅ともなっています。ここ敦賀から、福井方面と近江方面への峠を長大トンネルを越えることになるため、北陸本線の交通の要衝となってきました。客車列車が主流だった時代には長時間停車する便も多く設定されていました。
敦賀市は、嶺南地方という北陸と近畿の緩衝地帯のような地域ですが、直流電化された小浜線に続き、2006年10月21日には北陸本線米原方面(湖西線含む)も交流から直流に変更され、敦賀駅も「アーバンネットワーク」に組み込まれました。
交通の要衝であることを示すように、やや高い土地上にホームがひしめいており、少し窮屈な印象を受けます。
ホームから階段で地下通路へ降りた先、地平部分に改札口が設けられています。改札口上の乗車案内表示は「福井・金沢方面」「大阪・米原方面」「小浜・東舞鶴方面」と分かれていますが、このうち「大阪・米原方面」では、大阪方面に向かう新快速については、湖西線経由と米原経由が明示されます。
長らく、センターに時計を配した駅舎が使われてきましたが、一部を残して建て替えられることとなり、再訪したときには仮駅舎での運用になっていました。
駅前は、地方都市の玄関口として典型的な駅前広場があり、バスやタクシーが発着する脇に、古くからの食堂や小商店、商人宿などが軒を連ねています。そんな中で目を引くのが、広場中央スペースに設けられた、巨大なビジョン付きのモニュメント。寄贈主は核燃料サイクル機構とのことで、交通の要衝にして漁港でもある敦賀のもうひとつの顔、原子力施設の街でもあることを思い起こさせます。
なお、この敦賀から北へ、敦賀港にいたる貨物線が延びており、かつては貨物列車が運行されていましたが、現在では臨時旅客列車がイベント列車として運転されるのみです(独自の営業キロが設定されており、敦賀港駅も書類上は現役の駅です)。
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