ふつうこうは読みません

油田

あぶらでん Aburaden
油田駅
油田駅駅舎《2014年5月24日撮影》

かつての対向ホームが残ります

油田駅ホーム
【写真1】油田駅ホーム。《2014年5月24日撮影》

砺波市北部の住宅がぽつぽつ集まっているところに設けられている駅です。

現在は1面1線のみの棒線駅ですが、列車交換が可能だった当時の対向ホームが現在でも残っています。跨線橋などはなく線路を横断して行き来していたようで、対向ホームには階段を付けた切り込みが見えました。

駅前のJAのほうがはるかに立派

油田駅駅前
【写真2】油田駅駅前。《2014年5月24日撮影》

無人化後に設けられた半円筒形をしたコンパクトな駅舎で、機能は待合室のみのシンプルなものになっています。玄関には「JR油田駅」とのみありますが、一見で正しく読むことがまず不可能な読み方の表記はどこにもありません。

駅舎はすぐ道路に面しており、脇に駐輪場と公衆電話ボックスがあります。駅のすぐ前にJAの支店があり、こちらのほうがはるかに存在感がありました。

駅名の由来

かつて、駅周辺一帯が採油用荏胡麻油の産地だったことに由来するといわれます。石油の油井があったわけではありません。

歴史

中越鉄道時代以来の駅です。

1900年12月29日
中越鉄道の戸出-出町(現、砺波)間に、油田駅開業。
1920年9月1日
中越鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(鉄道省)中越線の駅となります。
1970年9月30日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

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