花に満ちた駅

城端

じょうはな Johana
▲城端駅駅舎《2014年5月24日撮影》

ホームは相対式2面2線

城端駅ホーム
【写真1】城端駅ホーム。《2014年5月24日撮影》

城端線の路線名となっており終着駅でもある城端は、相対式ホーム2面2線という終着駅らしからぬ形状になっていますが、このホームは砺波や福光のように古くからのものではなく、比較的最近整備されたものです。跨線橋などもなく構内踏切が用いられていますが、基本的には駅本屋前のホームが使われており、反対側のホームはあまり使われていません。

かつては機回し線が存在

城端駅先端部側
【写真2】城端駅先端部側。《2014年5月24日撮影》

かつては1面1線で、対向ホーム側の線路はかつての機回し線を再活用しているもので、これは【写真2】左側のレールの合流具合からもうかがえます。

ホーム上屋下改札口近くには、線路と垂直方向の駅名標が置かれています。

簡易委託の窓口が開く

城端駅改札口と窓口
【写真3】城端駅改札口と窓口。《2014年5月24日撮影》

簡易委託駅で、日中時間帯に乗車券類が販売されているほか、短距離乗車券のみの自動券売機が設置されています。改札口はクランク状に通る必要があります。

重厚な木造駅舎が残る

城端駅駅前
【写真4】城端駅駅前。《2014年5月24日撮影》

駅舎は大柄な屋根を構えており重厚な印象を与えますが、屋根がかなり波打っており、老朽化が進んでいるようです。また、下見板張りの外壁は福野と同様にグリーンに塗られています。

駅前は三差路に面してゆったりと広いスペースが確保されています。ここから五箇山や白川郷へ向かう路線バスが発着しており、外国人を含む観光客の利用が多く見られます。ただし私が見たところでは、観光客の多くは急ぎ足にバスなどに乗り込んでおり、駅周辺を回ろうとする人は皆無でした。

乗り場

西側から順に、1番線、2番線となります。

  • 1-2.城端線上り 高岡方面

駅名の由来

確認中。

歴史

中越鉄道開業当初からの駅です。

1897年10月31日
中越鉄道の福光-城端間が開業した際、城端駅開業。
1920年9月1日
中越鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(鉄道省)中越線の駅となります。
1974年6月30日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

その他

  • 第4回「中部の駅百選」(国土交通省中部運輸局)選定駅。

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