能登半島中部の中核拠点

七尾

ななお Nanao
七尾駅駅舎
▲七尾駅駅舎《2012年4月28日撮影》

JRの普通列車はここまで

七尾駅ホーム
【写真1】七尾駅ホーム。JRの乗り場は2面3線です。《2012年4月28日撮影》

七尾は、能登半島のほぼ中央部分に位置している七尾市の玄関にあたる駅です。運転上の拠点となっていることもあって敷地は非常に広く、貨物列車の姿が消えて久しい現在も多数の側線が構内に広がっており、まだ使えそうな給水塔まで見受けられました。

特急列車はひとつ先の和倉温泉まで行きますが、JRの普通列車ではここが終着駅となり、のと鉄道のディーゼルカーに乗り換えとなります。七尾と和倉温泉の間は、JR、のと鉄道のいずれの乗車券類でも、いずれの列車にも乗ることができます。JRの乗り場としては、駅本屋前の片面ホームと島式ホームの合わせて2面3線で、両ホームの間は跨線橋で連絡しています。

駅舎は意外と小ぶり

七尾駅駅舎内
【写真2】七尾駅駅舎内。のと鉄道の改札口は右手にあります。《2012年4月28日撮影》

駅舎は鉄筋2階建てで、駅の規模の割には小ぶりなものですが、駅に隣接して別棟の事務所が設けられています。JRの乗り場とのと鉄道の乗り場は分かれており、コンコースに入って正面左側がJRの改札口、右側がのと鉄道の改札口となっています。また【写真2】の左手にみどりの窓口が、右手に待合室が設けられています。

駅前には大きな広場が設けられており、取り囲むように商業施設やビジネスホテルなどが立地しています。

停車列車 [2015年3月現在]

すべての列車が停車します。

  • 特急 羽咋※1七尾和倉温泉
  • 普通(JR西日本) 徳田七尾
  • ※1「能登かがり火」2号・7号は、良川に停車。

乗り場

駅本屋側(西側)から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.七尾線下り 羽咋、七尾方面
  • 2.七尾線上り 津幡方面

駅名の由来

確認中。

歴史

七尾鉄道開業時に設置された駅です。

1898年4月24日
七尾鉄道の津幡仮停車場(現在は廃止)-矢田新(後の七尾港)間が開業した際、七尾駅開業。
1907年9月1日
七尾鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省帝国鉄道庁)の駅となります。
1925年12月15日
七尾-和倉(現、和倉温泉)間が開業、これにあわせて駅が現在地に移転。
1982年11月14日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1984年1月31日
この日かぎりで七尾-七尾港間廃止。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

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