広めの構内もあまり使われず
姫川が東へとカーブを描いている場所に設けられている駅です。構内はそれなりの広さがありますが、今では片面ホームと1線のレール以外は使われていません。
姫川が東へとカーブを描いている場所に設けられている駅です。構内はそれなりの広さがありますが、今では片面ホームと1線のレール以外は使われていません。
比較的最近まで、島式ホーム1面2線から成る交換可能駅でしたが、現在は中土と同様に信号が撤去されているほか、こちらは線路も完全に撤去されています。かつての構内踏切部分だけ、舗装されているためにそのまま切断されて放置されているレールが哀れを誘います。
古くからの木造平屋建ての駅舎が残っていますが、壁面などは新建材でリニューアルされています。
駅の周辺には水力発電所があるのみで民家は皆無ですが、駅から北西の小滝川沿いに小滝集落があり、こことの間を結ぶ路線バスが列車との間を連絡しています。そのためか、人の気配などまるでない駅であるにもかかわらず、駅舎内は清潔に保たれていました。小滝川はヒスイ硬玉の産地として知られており、夏場には観光客の利用も見られるようです。
駅のすぐ脇を通る国道148号線は自動車の通行量が非常に多く、見通しがあまりよくないため、歩行者やライダーの事故が発生しています。かつては旧道や枝道などが回避ルートとして機能していましたが、これも1995年7月の水害の際に多くが廃道同然で打ち捨てられており、旅行者には移動しにくい一帯になってしまっています。
確認中。
確認中。なお、移動の際には自動車にくれぐれも注意を。