棒線化された築堤上のホーム

楡原

にれはら Nirehara
楡原駅駅舎
▲楡原駅駅舎《2014年5月25日撮影》

かつては列車交換が可能でした

楡原駅ホーム
【写真1】楡原駅ホーム。かつての対向ホーム跡が残っています。《2014年5月25日撮影》

猪谷から神通川が形成した谷に沿って高山本線は北へ向かい、その谷が左右にやや開けたところになると、楡原駅になります。

ホームはカーブの途中、築堤上に設けられており、年季の入った木造の待合室が置かれています。かつては相対式2面2線でしたが、西側のホームは廃止されています。

地平の駅舎には2種類のアプローチが

楡原駅スロープから階段を見る
【写真2】楡原駅スロープから階段を見る。《2014年5月25日撮影》

駅舎は地平にあり、ホームからは屋根のある階段通路が設けられていますが、このほかにスロープ状の斜面を伝って降りることもできます。

廃止された対向ホームへのアプローチが残る

楡原駅階段通路(左)と、かつて利用されていた地下通路(右)
【写真3】楡原駅階段通路(左)と、かつて利用されていた地下通路(右)。《2014年5月25日撮影》

駅舎は無人駅仕様の簡素なもので、待合室とトイレがあるのみです。駅舎の玄関を入った正面には2つの通路が口を開けており、このうち左側が現在のホームへ通じています。右側の先は地下通路になっていますが、奥はふさがれています。廃止になった対向ホームへの通路だったのでしょう。

駅前の通行量は多め

楡原駅駅前
【写真4】楡原駅駅前。《2014年5月25日撮影》

駅前には国道41号線が通っていて通行量が比較的多いこともあり、静かとはいえない雰囲気です。駅舎の脇には「ふれあい広場」と称する公園がありました。

駅周辺には比較的敷地の大きな農家が多く建っているほか、駅のすぐ近くに、細入総合行政センター(旧細入村役場)があります。楡原の集落は、駅の北東側にまとまっています。

停車列車 [2015年3月現在]

普通列車のみが停車します。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

1905年11月27日
国有鉄道(鉄道省)飛越線の猪谷-笹津間が開業した際、楡原駅開業。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

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