島式ホームの終着駅
富山地鉄本線の終着駅にして、宇奈月温泉と黒部峡谷鉄道の玄関駅です。1982年8月に竣工した山小屋風の大きな駅舎は、なかなか目立つ存在になっています。始発から終着まで駅員が常駐する有人駅です。
島式ホーム1面2線から成り、出口は上市方に設けられています。ホーム上には待合室が設けられています。観光客の利用が多数を占める駅ゆえでしょうか、特にホーム設備の老朽化が大半の駅でみられる富山地鉄の中では例外的にきれいに整備されています。
富山地鉄本線の終着駅にして、宇奈月温泉と黒部峡谷鉄道の玄関駅です。1982年8月に竣工した山小屋風の大きな駅舎は、なかなか目立つ存在になっています。始発から終着まで駅員が常駐する有人駅です。
島式ホーム1面2線から成り、出口は上市方に設けられています。ホーム上には待合室が設けられています。観光客の利用が多数を占める駅ゆえでしょうか、特にホーム設備の老朽化が大半の駅でみられる富山地鉄の中では例外的にきれいに整備されています。
鉄筋の橋上駅舎となっており、改札と切符売り場、待合室、売店が2階に設けられています。エレベータやエスカレータは設けられていません。改札はかなりしっかりしたつくりで、特急列車が到着すると多くの乗客がここに列を作ります。
売店は比較的規模の大きいもので、地元の名産品や地ビールなどがよく売れているようです。
大柄な駅舎は、脇に回ると、その存在感がさらに増します。駅からの出口は西側と東側にそれぞれ設けられていますが、いずれも線路の南側のみで、橋上駅舎でありながら線路をまたいでの出口はありません。1階部分には観光案内所が入っています。
西側に降りると温泉を使った噴水があり、近づくと温かいお湯のしぶきがかかります。この先は温泉旅館街となっており、多少なりとも民法を勉強したことがある人なら絶対に知っているはずの宇奈月温泉郷が広がっています。
いっぽう東側に降りると登り坂になっていますが、これを登ると黒部峡谷鉄道の宇奈月駅にいたります。宇奈月駅前は巨大なバス駐車場と化しており、観光客の多くは観光バスを利用するようですが、それでも立山黒部アルペンルートに比べると地鉄の利用比率はまだ高いようです。
2線のうち南側の線はしばらく先まで延びていますが、特に他線と連絡したり車庫につながったりしているわけではなく、単なる留置線として用いられているようです。また、駅の北側には黒部峡谷鉄道の線路が広がり、多数の客車や貨車、電気機関車などが所狭しと並んでいます。
黒部峡谷鉄道の宇奈月駅は地鉄の線路が行き止まりになった先に位置しており、同駅から宇奈月温泉駅の構内がよく見えます。
終着駅なので当然ですが、特急以下全列車が停車します。
南側から順に、1番線、2番線となっています。
確認中。
黒部鉄道の終着駅として開業しました。1923年11月に開業した当初は「桃原」と称しましたが、ほどなく翌1924年3月には「宇奈月」と改称しています。その後、富山電気鉄道を経て富山地方鉄道に合併、1971年8月1日に現在の「宇奈月温泉」となっています。
確認中。