その名のとおり、日立工機の工場前に設けられた駅。以前は1日1往復の列車が停車するのみという、工場通勤者のみをターゲットとしたダイヤになっていましたが、1998年のダイヤ改正で中間時にも列車が停車するようになり、現在では早朝と夜間を除き、大半の列車が停車しています。駅近くにできた「ジャスコ」などの大型商業施設の利用者を見込んだものでしょう。周辺には工場のほかに住宅も建っています。
駅は道路のすぐ近くにありますが、入り口が判然としないため、最初に乗るときには戸惑うでしょう。ホームは大きく湾曲しており、簡素な屋根付きの待合いスペースが設けられています。舗装はされていませんが、コンクリートが渡されており、雨の日でも一応利用はできそうですが、駅の入り口の足場があまりよくなさそうです。