ゆるやかな堀割の中に、十分に幅を確保された島式ホーム1面2線が設けられており、その上に鉄骨造の駅舎が設けられています。このスタイルは、西白井から印旛日本医大までの各駅に共通したもので、第一期開業駅にあたる西白井駅は、鉄骨がはっきりと露出した、無骨なものになっています。
ホームの南側には複線ぶんのスペースが設けられています。これは成田新幹線と北千葉道路のために確保された用地で、かつて北総線の車両基地が置かれていましたが、今では使用されなくなった車庫が物置としてポツンと置かれているのみで、レールも架線もすべて外されています。
駅舎がホームと線路2本ぶんの合計と同じだけの幅を持っていることもあり、駅の玄関がシンプルな割にコンコースはかなり広く、団体客がきてもさほど問題なく裁けそうです。もっとも、団体客がこの駅を頻繁に利用するとも思えませんが。
駅の玄関は、南北を結ぶ自由通路と直結しています。バリアフリー化工事が完了しており、ホームとコンコースの間、コンコースと自由通路の間はエレベータで行き来できますが、コンコースと自由通路の段差はさほどなく、最初から段差なし、あるいはスロープで対応できる範囲であれば済んだことではありました。今となってはコンコースのかさ上げは現実的ではなく、エレベータ設置もやむを得ないものではありますが。
駅の南北は、駅玄関が接する自由通路になっています。それなりの広さがあり通行には不便を感じませんが、白井や千葉ニュータウン中央とは異なり自由通路上には屋根がないため、雨天時には駅玄関前が混雑しそうです。なお、駅の西側には、西白井駅北東側から鎌ヶ谷を経て船橋にいたる道路が延びており、自動車の行き来も多く、南北の交通で不便を感じることはあまりなさそうです。
駅の両側で住宅開発が進んでおり、特に北側には、駅前すぐに大型スーパーと高層マンションが立地しているほか、その奥には大きなロータリーが整備され、鎌ヶ谷大仏方面との間を結ぶ路線バスが発着しています。
停車列車 [2010年10月現在]
アクセス特急は停車しません。
乗り場
南側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.北総線上り 新鎌ヶ谷、京成高砂方面
- 2.北総線下り 千葉ニュータウン中央、印旛日本医大方面
駅名の由来
特記事項なし。
歴史
北総・公団線第I期区間として開業当初からの駅。
- 【1979年3月9日】 北総開発鉄道北総線の北初富(現在は廃止)-小室間が開通した際に開業。
周辺の見どころ
確認中。