最乗寺参拝拠点という色合いは希薄

大雄山

だいゆうざん Daiyūzan
大雄山駅
▲大雄山駅駅舎《1992年4月26日撮影》禁無断転載

 

大雄山線の終着駅で、住宅や商店が並んできたら、唐突に「ここまで」と言われたような印象を受けます。ホームは2面3線の頭端式で、行き止まりになった先に、三角屋根が特徴の堂々とした駅舎が出迎えてくれます。

南足柄市の中心街に位置し、近くにはショッピングセンターが建っています。門前町といった風情は感じられません。

乗り場

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

大雄山鉄道の終着駅として開業しました。

1925年(大正14年)10月15日
大雄山鉄道の仮小田原-大雄山間が開通した際に開業。
1941年(昭和16年)8月23日
大雄山鉄道が駿豆鉄道に合併、駿豆鉄道の駅となります。
1957年(昭和32年)6月
駿豆鉄道が伊豆箱根鉄道と改称、伊豆箱根鉄道の駅となります。

周辺の見どころ

大雄山最乗寺

駅から路線バスで15分。14世紀に開山した曹洞宗の名刹で、越前の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ格式を持ちます。堂宇の多くは戦後に再建されたものですが、杉林の中を切り開いて造られた大きな伽藍は圧巻。杉並木の参道を歩いて登ると、心がしだいに安らいでいくように感じられます。秋には、紅葉がみごと。拝観無料。

周辺の見どころ

  • 第2回「関東の駅百選」(運輸省関東運輸局)選定駅。

このページの先頭へ