上毛電気鉄道

 群馬県南東部を東西に走る鉄道を経営する、東武グループの鉄道会社です(本社:群馬県前橋市)。社名の「上毛」は群馬県一帯を指し、「上毛野(かみつけぬ)」が「上野(こうづけ)」に転じました。

(2004年12月27日)

【URL】 http://www15.wind.ne.jp/~joden/

★1995年3月16日、西桐生にて完乗。2008年4月5日、富士山下にて全駅乗降。全駅の写真を掲載しています。

上毛線

中央前橋から西桐生にいたる25.4kmの路線で、両端のターミナルはJRの駅から離れていますが、赤城で東武線と連絡しているほか、桐生球場前でわたらせ渓谷鉄道と乗り換えが可能です。「上電(じょうでん)」と通称されます。かつて、京王井の頭線を走っていた車両が、基本的に2両編成で走っています。

前橋・桐生の両市をほぼ直線で結んでおり、かつては都市間連絡鉄道として活況を呈しましたが、1968年に国鉄両毛線が電化されると所要時間が逆転してしまい、それ以降は区間輸送が中心になっています。全便が各駅停車で運転されています。

1928年11月10日に、全線が電化開業して以来、社名や路線などの変更はまったくありません。

(2004年12月27日)

少子高齢化の進行に伴う通学利用者の減少などに伴い、1990年以降の利用者減少が著しく、現在では自治体の欠損補助により運行を維持している状況です。駅での営業時間も大幅に短縮されており、現状以上の合理化が難しいなかで、どのように輸送需要を開拓していくかが鍵になります。沿線の観光資源も乏しく、鉄道利用に結びつきそうなのは、登録有形文化財として知名度の上がった大胡、西桐生両駅ぐらいでしょうか。

(2010年2月19日)

駅一覧

中央前橋城東三俣片貝上泉赤坂心臓血管センター江木大胡樋越北原新屋粕川新里新川東新川赤城桐生球場前天王宿富士山下丸山下西桐生

乗車履歴

ご意見、ご感想などは、脇坂健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2010 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.