富岡市の中心付近に位置する上信電鉄の拠点駅で、同駅起着発の列車も設定されています。駅舎は鉄筋コンクリート造2階建てで、玄関を入って左手が鉄道の窓口、右手が路線バスの窓口になっています。駅員が常駐しているほか、自動券売機が2台設置されています。
このページに掲載している写真および情報は、旧駅舎当時のものです。現在は新駅舎が供用されています。(2014年5月5日)
富岡市の中心付近に位置する上信電鉄の拠点駅で、同駅起着発の列車も設定されています。駅舎は鉄筋コンクリート造2階建てで、玄関を入って左手が鉄道の窓口、右手が路線バスの窓口になっています。駅員が常駐しているほか、自動券売機が2台設置されています。
他の駅と同様、列車別改札が行われますが、主要駅という位置づけのためか改札の数は多く、また列車の方向を示す電照式の案内表示が改札口の上に設置されています。
構内は島式ホーム1面2線が主に使われており、駅本屋とは高崎方の構内踏切で連絡しているほか、南側に1面1線があります。ただしこのホームはあまり使われていないようで、ワンマン対応のバックミラーも設置されていません。このほか、留置線が設けられています。
駅前はタクシー乗り場兼バス乗り場となっており、多数のタクシーが常駐しています。また、駅を出てすぐ右手には、上信電鉄のアイドル的存在であるデキをかたどったトイレがあります。
上州富岡駅は富岡の市街地に位置しており、市役所にも近いのですが、駅周辺に並ぶ小規模な個人商店群には、あまり活気が感じられませんでした。やはり、郊外型の大規模店舗の影響が大きいのでしょうか。
確認中。
確認中。
開業当初は「富岡」と称しましたが、1921年12月17日に現在の「上州富岡」に改称しています。
駅から南西へ、徒歩12分。1872年に明治政府が設置した官設模範製糸工場で、1987年まで110年以上にわたり創業を続けていました。創業当初の姿をとどめる官設工場としては日本随一の存在で、国史跡に指定されています。近代草創期の雰囲気を色濃く残す、木骨レンガ造に瓦屋根を構えた建造物自体も見もの(国宝および国指定重要文化財)。イコモスが「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産に登録勧告したことで、日本中の注目を浴びました。見学料1,000円、無休。
【Link】富岡製糸場案内ページ(富岡市)
【Map】OpenStreetMap / Google Map / Mapion