上信電鉄の電車は、列車交換可能な佐野信号所を通り、烏川をわたって畑作地帯に入り、根小屋駅に到着します。業務委託駅で、駅はきれいに片づけられていますが、私が下車した日曜日には無人になっていました。
古い民家のようにしか見えない木造駅舎の中は、待合室と呼べるかどうかはなはだ微妙なスペースの中に、いろいろな掲示物がびっしりと並んでいました。青地に白字という古典的な案内板があるかと思えば、額に入った電車の写真まであり、ひとつひとつ見ているだけでも飽きません。
ホームは片面のみになっています。
駅を出ると真正面が畑というありさまで、駅の周辺には民家こそあれ商店などはまったくなく、高崎市郊外というよりは農村の光景が広がっています。駅の西側に広がる丘陵地帯上には比較的新しい団地が造成されているのですが、駅との高低差が大きいうえ、駅には駐車場などの設備がないことから、鉄道の利用者には結びつきそうにありません。高崎駅に近いいっぽう、駅にごく近い一帯には何もないため、どうにも中途半端な存在になっているようです。
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1926年10月30日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。