ターミナルはJRの隣に

高崎

たかさき
Takasaki
高崎駅
▲高崎駅《2005年10月30日撮影》
上信電鉄高崎駅ホーム
【写真1】小なりといえど鉄道線のターミナルです。写真はJRと構内を共用していた時期のものです。《1995年2月28日撮影》

上信電鉄の始発駅で、JR高崎駅の南西側にある地平駅です。比較的最近までJRと構内を共用しており、現在もJR高崎駅の脇を間借りしているような雰囲気がありますが、現在では改札が完全に分かれ、乗り換える際には上信とJRの双方の改札を通る必要があります。もっとも、上信電鉄に乗り降りするには、JRの橋上駅舎から出入りするしかないため、高崎駅前の地平から上信電鉄に乗ろうとした場合、いったん橋上駅舎にのぼり、すぐに降り、通路を通って改札へ行くことになります。JRとの通路脇(改札外)に出入口を設けてもよいと思うのですが。ちなみに、この通路は、JR高崎駅1番線の西側半分ですが、柵で完全に仕切られています。

JRと改札を共用していたときから設置されているプレハブの事務所があり、その脇に食券販売機のような自動券売機があります。駅員が終日配置されています。

上信電鉄の始発駅で、乗り場は1線を2つのホームが挟む2面1線構成となっています。

駅の南側には留置線が広がっており、上信電鉄のアイドル的存在である凸型電気機関車をはじめ、古い車両が停まっています。ただし、この様子はホームからはあまりよく見えないので、駅を降りて南西側に回るとよいでしょう。

乗り場

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

上野鉄道として、この高崎から福島(現・上州福島)までが762mmで開通し、9月には下仁田まで達しました。1921年8月25日には上信電気鉄道と改称し、1924年には改軌と電化を行っています。すなわち「電気鉄道」を名乗りながら非電化だった時代もあったわけです。社名が現在の「上信電鉄」となったのは、1964年のこと。

長らくJRと構内を共用していましたが、JR駅の改札が統合されるのに伴い、改札が分離されました。あわせて、JRとの連絡運輸も廃止されています。

周辺の見どころ

JR東日本・高崎を参照のこと。

【上信線】 高崎南高崎根小屋高崎商科大学前山名西山名馬庭吉井西吉井上州新屋上州福島東富岡上州富岡西富岡上州七日市上州一ノ宮神農原南蛇井千平下仁田

《乗り換え》JR東日本-高崎線

2004年9月23日、加筆修正
2005年11月27日、写真を追加の上加筆修正

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