バラスト用の採石場が隣接

小野上

おのがみ
Onogami
小野上駅
小野上駅。2016年4月10日

旧村の中心部は離れて

跨線橋から小野上駅構内を見る(奥は大前方)
写真1跨線橋から小野上駅構内を見る(奥は大前方)。2016年4月10日

祖母島の先で吾妻線は吾妻川を渡ります。ここから南北に山が迫るようになり、吾妻川が形成している谷底を走って行くようになります。

小野上駅は旧小野上村の玄関駅ではありますが、渋川市役所小野上総合支所や小野川小学校のある旧村の中心部からは1km近く離れています。

北側に側線が分岐

小野上駅上りホームと側線
写真2小野上駅上りホームと側線。2016年4月10日

相対式ホーム2面2線から成る交換可能駅で、両ホームの間は跨線橋で連絡しています。この他、北側(駅本屋と反対側)に側線が設けられています。

側線が山へと入ります

小野上駅から渋川方を望む
写真3小野上駅から渋川方を望む。2016年4月10日

跨線橋から東側に目を向けると、北側の側線が本線に合流せずに左手にある山へと続いていくのが見えます。

旅客会社による貨物列車

採石場
写真4採石場。2016年4月10日

この側線の先にあるのは、線路のバラストに利用される砕石を掘り出す採石場です。吾妻線の貨物列車(JR貨物による営業)は廃止されていますが、ここからは第一種鉄道事業者たるJR東日本による砕石輸送が現在でも行われています。

駅舎内は素っ気ない

小野上駅駅舎内
写真5小野上駅駅舎内。2016年4月10日

駅舎は、洋館風で天井を高くするなど外観こそしゃれているものの、内部は素っ気ない無人駅仕様のもので、近距離乗車券のみ対応の簡易型自動券売機がポツンと置かれています。

力強い案内表示が

小野上駅駅舎内掲示
写真6小野上駅駅舎内掲示。2016年4月10日

改札口と呼べる設備はありませんが、上り列車に関する案内板があり、独特のフォントで異様な力強さを見せていました。

駅周辺には民家が数軒

小野上駅駅前
写真7小野上駅駅前。2016年4月10日

駅周辺には民家が数軒ある他、少し西には南側へ通じる道路との交差点があります。

春にはサクラがきれい

写真8駅前を通る国道353号線。2016年4月10日

駅前すぐを国道353号線が通っており、駅付近では歩行者用道路が整備されていました。私が下車した春先には、サクラがきれいな姿を見せていました。

停車列車 [2020年7月現在]

普通列車のみが停車します。

乗り場

番線表示は確認できませんでした。

  • (南側)吾妻線下り 長野原草津口、大前方面
  • (北側)吾妻線上り 渋川、高崎方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1945年(昭和20年)11月20日
国有鉄道(運輸省)長野原線の金島(当時は祖母島駅未開業)-市城(当時は小野上温泉駅未開業)間に、小野上駅開業。当初は旅客のみの取扱いでした。
1946年(昭和21年)4月20日
貨物営業開始。
1982年(昭和57年)3月31日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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