ホームは山に覆われるように

伊東線は、来宮から先では温泉郷の最寄り駅が連なっています。同駅から2つの長大トンネルを抜けると、その最初の駅である伊豆多賀に到着します。
ホームは山肌に張り付くように設けられており、相対式ホーム2面2線となっています。両ホームは地下道で連絡しています。
春にはサクラがきれいな姿を見せることで有名ですが、夏には虫が多く、私が下車したときには、列車待ちの間に蚊の大群と格闘することになりました。
伊東線は、来宮から先では温泉郷の最寄り駅が連なっています。同駅から2つの長大トンネルを抜けると、その最初の駅である伊豆多賀に到着します。
ホームは山肌に張り付くように設けられており、相対式ホーム2面2線となっています。両ホームは地下道で連絡しています。
春にはサクラがきれいな姿を見せることで有名ですが、夏には虫が多く、私が下車したときには、列車待ちの間に蚊の大群と格闘することになりました。
個人的な印象ですが、この駅は玄関側から見るよりも、ホームに降り立ち改札へ向かうときのほうが映えるように思われます。ゆったりした精算窓口を囲む白壁と下部の石材がなすコントラストは、山間部でありながら独特の明るさを示しています。来宮や網代とは異なり、駅舎が地下通路につながっていないため、改札に向かうときに重苦しさがまったくありません。
駅舎は、伊東線共通デザインの白壁づくりで、格子窓が見られます。腰回りに石材を配してアクセントを付けているのが特徴です。
伊豆多賀の駅は、一大漁港である多賀地区(戸又港)や温泉街のある長浜地区から、かなり高いところに設けられています。駅舎は、他の伊東線中間駅とは異なり、下りホームに接して設けられていますが、ここから階段を下りて駅前広場に出て、さらにそこから急坂で海へ向かいます。
伊豆多賀には大規模な海水浴場があり、松並木が美しいことでも知られていますが、現在では伊東線内各駅の中で、もっとも地味な存在になっています。
普通列車のみが停車します。
駅本屋側(東側)から順に、1番線、2番線となります。
確認中。
丹那トンネルが開通した1934年12月1日、東海道本線の信号場として、1934年12月1日に設置されたものが前身です。伊東線が網代まで部分開業した1935年3月30日、伊東線の駅として旅客営業を開始しています。
確認中。
確認中。