日立駅は橋上駅舎化されています。本稿は、橋上駅舎化前の写真および訪問記になっています。(2020年6月27日)

北関東一の工業都市の玄関口

日立

ひたち
Hitachi
日立駅
日立駅駅舎。2004年3月28日

切り通しの中に2面3線

日立駅ホーム
写真1日立駅ホーム。2004年3月28日

日立製作所およびその関連企業の拠点である日立市の玄関駅です。

旅客ホームは切り通しの中に2面3線が設けられており、下りホームが島式となっています。

貨物側線も

日立駅改札口(改札内から)
写真2日立駅改札口(改札内から)。2004年3月28日

駅舎はメインの北口(上記写真)と海岸口の2つがあり、いずれも地平と同じ高さに設けられています。

また貨物営業も行われており、西側には多くの側線が広がっています。

駅西側には大きな広場

日立駅駅前
写真3日立駅駅前。2004年3月28日

駅前広場が駅西側に整備されており、フラットに出入りできます。

停車列車 [2014年2月現在]

全列車が停車します。なお、特急列車の隣接停車駅は、便によって異なります。以下では代表的なものを記しました。

乗り場

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

日本鉄道開通時に「助川」の駅名で開業。1906年11月1日に国有化されたのち、日立市が誕生するのにあわせ、1939年10月20日に現駅名に改称された。日立市は日立製作所およびその関連企業の町として発展してきたが、それの玄関口として今にいたる。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1897年(明治30年)2月25日
開業。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

共楽館

駅北口正面を進み国道6号線を右折、市役所の先を左折し徒歩20分。日立鉱山が、従業員の福利厚生のために建設した娯楽施設で、木造2階建、1917年8月に竣工。東京・歌舞伎座の構造を模して造られたといわれ、唐破風の屋根や格天井などが目を引く。各種の芝居や演劇が上演される舞台としてにぎわいを見せた。1967年10月1日に日本鉱業から日立市へ寄贈され、現在は日立武道館として利用されている。1999年7月、国の登録有形文化財。

助川海防城跡

駅北口正面を進み国道6号線を左折、日製病院の手前を右折し徒歩20分。太平洋を航海する異国船から沿岸を防御する目的で、1836年に築かれた。当時の水戸藩主・徳川斉昭の尊王攘夷論に基づくもので、家老・山野辺家の屋敷を移築するという名目で建造され、助川館と呼ばれたが、1864年に同藩の内乱で消失。周辺は公園として整備されている。

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