木更津を発車した久留里線の列車が最初に停車する駅です。駅名表記の一文字目は、正しくは左側が「示」右側が「氏」ですが、該当する文字は環境によってはデバイス上で表示できないため、ここでは「祇園」と記します。正しい漢字表記は【写真1】の駅名標写真をご覧ください。
単式ホーム1面1線から成る無人駅で、ログハウス風の待合室が設けられています。黒い壁面と、黄色およびオレンジ色の窓枠のコントラストが強烈な印象を与えます。ホームはごく狭いものです。
駅を出ると周囲には民家が散在していますが、木更津市の郊外というにはやや寂しい印象があります。駅の前にはビデオショップがあるほか、郊外型店舗がみられます。いっぽう駅の北側には水田が広がっています。駅前の交差点には「祇園駅前」の名称がありますが、駅そのものの存在感はさして大きいものではありません。
祇園の地名は、京都の八坂神社をこの地に招聘したことから、八坂神社のあった祇園の名が付いたものといわれています。
1961年3月に営業を開始した新しい駅で、当初から旅客のみを扱う無人駅でした。
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