地平に相対式ホーム
相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、駅舎は上り(川崎方面行)ホームの立川方の端にあり、両ホームの間は跨線橋で連絡しています。乗降客数が比較的多く、また駅に近接する踏切の利用者も多いため、かなり前から橋上駅舎化の計画があり、自治体も交えて施工に関する協定も締結されています[1]が、2019年12月時点では、工事着手の気配はうかがえませんでした。
京王相模原線京王稲田堤駅との乗り換え駅ですが、南武線の他の駅(武蔵小杉、武蔵溝ノ口、登戸、分倍河原)と異なり、駅と駅の間が離れており地上連絡が必須なので、雨天時には傘がぶつかりそうになります。
京王線南口へは商店街の中を
京王稲田堤駅への乗り換えには、2つのルートがあります。まず、京王稲田堤駅南口へ向かうもので、これは改札口正面を出て左手の踏切を渡り、右側へ商店街の中を進んでいくものです。飲食店を中心に多様な店舗が並んでいますが、少し距離がある上踏切横断もあるため、やや時間がかかります。
京王線北口へは畑地の中を
もう1つは、京王稲田堤駅北口へ向かうもので、これは改札口正面を出て、【写真3】の横浜銀行手前にある路地を左に曲がり、そのまま進んでいくものです。こちらは中途の店舗などがほとんどない一方、時間的にはかなり短く行き来できます。
駅前は古くからの商店街になっています。
停車列車 [2020年5月現在]
快速が停車します。
歴史
南武鉄道の大丸開業時に、停留場として設置されました。1928年8月7日、停車場として認可。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1927年(昭和2年)11月1日
- 南武鉄道により登戸-大丸(現在は廃止)間が開業した際、稲田堤駅開業。当初は旅客のみの取扱いでした。
- 1944年(昭和19年)4月1日
- 南武鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(運輸通信省)南武線の駅となります。
- 1945年(昭和20年)6月11日
- 貨物営業開始。
- 1955年(昭和30年)3月24日
- この日限りで貨物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。